新年度がスタートし、うちの息子も小学校4年生になりました。きっと4月はみなさんにとっても、新しいスタートの月。多くの日本人が、「変化」 を一番たくさん感じたり、経験する時期なのかもしれませんね。
ママ業に専念していたら、家族のそばにずっといられて、よろこぶ顔もみられてしあわせ。ですが、そんな反面、「変化」というものが、苦手になってくることも。つまり、しあわせであることを「守り」たいために、今が変わってしまうことをおそれてしまいやすい。
なんだか みえない “焦り” 、焦燥感のようなものを感じることも...。
今回は、その「変化」に対する「焦り」のときに考えること、についてお話ししたいと思います。
変化を感じるときって、焦り、も感じやすいもの。
そして、わたしたちが焦りを感じているときって、もやもやして、心穏やかでなく、先がみえなくなっている状態ですよね。そのもやもやの輪の中をぐるぐるまわってしまい、どんどん焦りのスパイラルにはまっていってしまう。
そして、そういうとき、心の中では 「いったい、どうなるんだろう...?」と考えている。でも、やっぱり先がみえないために、「どうなってしまうの?」の中をずっとぐるぐるとまわってしまい、しまいには、「どうしたらいいの?!」 と悲しくなってくる...
これでは、ゆったりとした気持ちで育児をすることもできなくなってしまいますよね。
人生のあらゆる局面で、出てくる「焦り」。
その焦りが出てきたとき、まずすべきことは、焦る気持ちをちゃんと素直に受け止めて、冷静になること。
そう、焦りに身を任せていたら、踊らされているのと同じ。本当の気持ちと違う行動をしてしまうことにもなりかねません。そうなると、どんどん本当に願っていることから遠のいてしまうので、本末転倒です。
こんなときは、いったん休め。 冷静に、冷静に。 落ち着いて、落ち着いて。
そして、「なにに対して焦ってるんだろう?」と問いかけてみてください。 あなたは、どんなことに対して焦りを感じているのでしょうか?
しっかり自分の心と向き合ってみてください。
焦りは、なにかしらの“恐れ” と一緒になってやってきているはず。
ここで、「あー、わたし、こうなることがこわいんだ」なんて、答えがでてきたら、第一段階クリアーです。
そして、そこで、考えること。
それは、「どうなってしまうんだろう?」という受身の考えを手放すこと。
そして、「じゃあ、自分はどうしたい?」と積極的に自分に問いかけてみてください。
「どうなってしまうんだろう?」 ではなく、「自分は、どうしたい?」です。
どうなってしまうのかを考えたところで、きっとそれは誰にもわからないこと。ある程度の予測がついたところで、未来のことは、結局、神様しかわからない。そこをぐるぐる考えていても、スパイラルにはまってしまうだけ。
そうではなく、「どうなりたい?」そして、「どうしたい?」。さぁ、どうでしょうか?
この問いをご自身に投げかけてみてくださいね。
そして、その答えをハッピー・ノートに、書き留めてみてくださいね。
そうやって、上手に気持ちを前へ向けるようになったら、焦りとも上手におつきあいできるようになれるはずですよ。
安原 ルリ子 【夢叶えるカウンセラー】
記事テーマ
カウンセラーとしてココロの側面から、また9歳の男の子のママとしての実体験から楽しく育児に関われるココロの持ち方などをお伝えします。