みなさん、こんにちは。12回目のハッピー・ノートは、「心の選択」についてお話したいと思います。
前回、情報化社会に生きている私達は、膨大な情報が容易に入ってきやすく、その分選択の幅も広がっていること、そして、その一方で情報処理能力が追いつかず、かえって迷いの原因になり悩む状態にもなりやすいこと、について触れました。
では、どうしたら情報に振り回されることなく、毎日を心穏やかに自分らしくhappyに過ごすことができるのでしょうか。
このことは、ママだけでなく、お子さまも穏やかにのびのびと生活していくためにも覚えておいてほしいポイントなので、ぜひ毎日の生活の中で取り入れてみてくださいね。
テレビにラジオ、本に雑誌、携帯電話、インターネット、学校、職場...現代社会に生きる私達は、朝起きたときから眠るときまで耐えずさまざまな情報に接し、意識していないとどんどん受け入れるだけの毎日になってしまいます。
では、そういったことから一歩離れ、落ち着いた心の状態をキープし、毎日を心穏やかに自分らしくhappyに過ごすにはどうしたらよいのでしょうか。
それは、心の声に耳を傾けること。
テレビを消す時間を持ったり、情報を垂れ流し受け入れるだけの時間を一旦シャットダウンすることも大切ですが、たとえそうした時間を持ったとしても、自分の心の声に耳を傾けていないと、自分自身を大切にしているとはいえません。
では、心の声に耳を傾けるとはどういうことでしょう。
自分の心の声に耳を傾けることは、自分自身を大切に扱うということ。
それは、つまり、自分らしく、happyに満たされて生きることです。
その状態を判断するのに、簡単な方法があります。
それは、いつも自分の “感情” に注目すること。
心地良い、うれしい、わくわくする、ときめく、たのしい、おちつく、ほっとする、すっきりする...
そういった感情こそが、ママ自身を大切にし、幸せでいれるための鍵。
自分がどんな感情を今、持っているか、シンプルにそこだけに注目していてください。
たとえ、テレビや雑誌がこれがいいと謳おうが、憧れの人がこうしたほうがよいといおうが、結局は、ママ自身が心地良い状態に身を置き、ママ自身がhappyでいれなかったら・・・、意味がないですよね。
だからこそ、違和感を感じることや、居心地が悪い状態は、ほおっておかないで。心地悪いときは、逆に自分が何に心地良さを感じるか気づける“良いチャンス” と心得て。
そういうときは、「じゃあ、自分はどうしたら心地良いと感じるんだろう?どういう状態だとhappyを感じるんだろう」 と一歩踏み込んで、問いかけてみてくださいね。
そして居心地の悪い状態からは、すっと手を引くこと。
それが何よりの方法です。自分を守る、自分を丁寧に扱う、自分を大切にするということはそういうことなのではないでしょうか。
ママ自身が良い香りのする明るく輝く方向を選んでいく。居心地悪いものからは、すっと手を放して逃げる。
・・・もしかしたら、そうしたいけど、そうできない。そうすれば、今と環境が変わってしまうのでは・・・といった不安や変化がこわいと思っているママもいるかもしれません。
でも、大丈夫。自分にとって心地良いものを選び続けると、必ず同じような感性や想いを持った人に自然に出会うのがこの世のしくみです。ママがhappyで良い香りのする状態を選び続けることで、自然とその香りにひかれて、一緒に心地良さを共感できるママがあらわれてきますよ。
ところで、私たちがこの世に生きているのは、辛い想いをするためでしょうか。
私は、そうは思えません。きっと、この世に生を受けたということは、それぞれ、自分らしく自分自身が幸せだなぁと思う人生を生きるため、感じるためだと思っています。
だからこそ、ママが心地良くhappyな状態でいてほしい。それは本当の意味で家族をもhappyにできると思うから。
子育てをしていると、いろんなことがあります。
家族を想い、笑ったり泣いたり、ときには悩んだり...でもそういうすべてのことが、いろんなことを気づかせてくれる。
そうやっていろんな想いをしたママは、周りのこともわかってあげられるし、しなやかな強さと優しさをもっている・・・
ママって、本当にすごいなぁと思います。
今、きっと一生懸命必死で子育てにがんばってるママ、他人のためにがんばれる姿は美しい。
子育てこそ、自分を鍛え、磨かれる、そんな状態なのかもしれません。
でも、そんな中でも、ママ自身、自分をちゃんとケアしてあげてください。そうやって心豊かにゆったりと構えて、今あるこのシアワセを両手いっぱい噛みしめていこうではありませんか☆
安原 ルリ子 【夢叶えるカウンセラー】
記事テーマ
カウンセラーとしてココロの側面から、また9歳の男の子のママとしての実体験から楽しく育児に関われるココロの持ち方などをお伝えします。