みなさん、明けましておめでとうございます。
2012年が始まり、年が変わる年末年始を過ごすこの時期...我が子の成長を振り返ったりと気持ちも新たになれる一面、あわただしい日常がまた再スタートしている頃だと思います。
うちの息子の学校も先日新学期がスタートしました。冬休み、親子で朝ものんびり過ごしていたのが、学校が始まるとそうはいきません。(笑)でも、これがまたいい。いつものペースの生活に戻ると、気分もしゃっきっと、さぁまたがんばろう!という気分になります。
“変化”があるから単調になりがちな毎日の生活にハリと新鮮さが生まれてくるのですね。
さて、今月で息子も9歳になります。先日も、もう9歳かぁ、こないだまで幼稚園だったのに、もう4年生になっちゃうなんて…なんて、手にすっぽり入る抱っこしてた赤ちゃんのときの息子、幼稚園で小さな制服に身を包まれて、幼げな表情をしていた息子、さまざまなシーンを思い出していました。月日が経つのは本当に早く、子育てをしていたらあっという間です。今では私の口元まで背が伸びた息子をみつめるたび、懐かしい日々がより愛おしく感じてしまいます。反面、子育てって、本当に終わりがなく、親になったときから、これからも生涯、親としての役目は続き、終わりはないんだと感じることも。
でも、だからこそ、子育てを楽しみながら、今しかないときを自分らしく後悔のないよう過ごしていきたいですね。
さて、今回も引き続き、『ときめくキーワード探し』についてお伝えしていきたいと思います。
前回のキーワード探しをぎゅっと凝縮して、さらに自分の今の心にフォーカスをあててみましょう☆
前回、ときめくキーワードを思いつくままどんどんノートに書き出していきましたが、今回は、その書き出したキーワードの中から、今の自分にぴったりな自分のこうありたい自分を心を落ち着けて、ひとつだけ選んでみてください。
そう、たったひとつだけ。
自分が一番、「これだ」と思うキーワードを選んでくださいね。
ときめくキーワードの中から、さらに自分のこうありたい自分をあなたの感覚で。
このワーク、みんな選ぶキーワードが違っていて、おもしろいのです。それでいて、今の自分が求めているものも自然と浮き彫りになっているので、心が求めているものがよくわかります。
30人いても、かぶる人はほとんどいません。レッスン、セミナー、講演などさまざまなシーンでこのキーワードをみなさんにしぼってもらましたが、それぞれに違うのです。
例えば、20代~40代の女性ばかり20人ほどのトークセミナーのとき、ひとりずつに書いてもらったところ、「みずみずしさ、おだやかさ、笑顔、たおやかさ、華やか、しなやか、慈愛、ナチュラル、凛とした・・・、小説家、際立つ」なんていうのもありました。あるときには、フリーアナウンサーの名前を挙げられた方も。
みんな同じようなものを挙げそうで、実は、みんな違うんです。
このキーワードは、もちろん、変化します。
今、「凛とした」が自分は求めてる、と想っていても、環境や心の変化で、選んだキーワードがしっくりこなくなるときがきます。
その心の変化を大切にしてほしいのです。
何を隠そう、私も、「凛とした」⇒「柔らかさ」⇒「毛並みの良さ」⇒「お花」など...思い返してみれば、そのときの想い描くこうでありたいな、と想うイメージの自分は変化し続けています。
でも、このキーワードをひとつにしぼることで、自然と求めているものがはっきりしてくるので、そのセルフイメージを日常で何気なく選んでいっていることに気づきました。
不思議なもので、あるときは、「凛としている」と言われ、あるときは、「柔らかな女性」と言われ、はたまたあるときは、「毛並みの良い女性が入ってきたな~と思ったら、あなただった」と言われ...他人に公言したわけでないのに(ここがポイント♪)、そのキーワードを選んで意識しているあいだは、そのキーワードどおりのことを周りが言ってくださるのです。
ときに、イメージと違うこともありますが、それもまた良しで、そういう自分も多面的に持っている自分だと思えば、幅が広がっていいものです。
今のあなたのキーワードは、何でしょうか?
それから、自分の中のキーワードが変わるとき。
それは、選んだキーワードを卒業するときです。ですので、そのキーワードには執着せず、気にせず、手放しましょう。
ほとんどの場合、そのキーワードの自分をもう手に入れてしまったことが多く、次のステージの新しい自分に変化しようとしているとき。
そのあなた自身の心の変化に自分で気づくことで、あなたは少しずつ、自分の心をみつめ、大切にし、自分を知るということを自然と日常でおこなっているはずです。つまりそれは、自分でカウンセリングできる自分に変わっていっているのです。
そう、変化は自然なもの。
そうやって、今の自分に必要なキーワードを上書きしていくことで、あなたはきっと、子育て中であっても自分を見失うことなく、自分らしく毎日の生活を楽しんでいこうと思えるあなたでいれることでしょう。
大丈夫。
ママの幸せは、子ども達の幸せ、家族の幸せです。あなた自身が幸せで満たされることが、周りにも幸せを配れるあなたであるということ。
一緒に子育てを楽しんでいきましょう!
安原 ルリ子 【夢叶えるカウンセラー】
記事テーマ
カウンセラーとしてココロの側面から、また9歳の男の子のママとしての実体験から楽しく育児に関われるココロの持ち方などをお伝えします。