1歳のお誕生日をファーストバースデーと呼び、部屋を飾り付け、家族やお友達同士でお祝い…
欧米の習慣の様に思われているかもしれませんが、日本にも昔から子どもが無事に育った記念日として1歳のお誕生日を祝われてきたのをご存じですか?
その中でも、日本の伝統的な1歳のお祝い「一升餅」。
地方により少し違いはあるものの、1升(約1.8kg)の丸餅を1歳の子どもに背負わせると
「一生(一升)丸く長生きできる」「一生食べることに困らない」という、わが子の健康と幸福の願いを込めた日本の伝統的なお祝い。
是非、ご家族で楽しんでいただけたらと思います。
その様な日本の伝統的なお祝いを、現代風に楽しんではいかがですか?
お餅を背負わせるのに風呂敷などで包むのが伝統ですが、部屋の雰囲気や、子どもの服とのコーディネートを考え、キレイな色のタオルやストールに包み背負わせましょう。
きっと、かわいい記念写真が残せますよ。
※「一升餅」は、和菓子屋さんで予約することができます。
辰元 草子 【アニヴァーサリー・プランナー】
記事テーマ
お誕生会を開くということは、祝ってもらう人、集う人とそれぞれの立場があります。それを小さい頃から体験することは、人をもてなす心、社交性をはぐくむことに繋がり、自分を囲む愛ある記憶は、将来大きくなった時に自信となって現れることでしょう。この連載では、お誕生日会に限らず、子供と過ごす楽しい時間についてお話したいと考えています。