①わずらわしそうに聴く
②相手の顔を見ないで聴く
③相手の話を奪う
④批判する
①と②は、スマホを見ながら話を聴くというのがありがちなケースです。ちゃんと話を聴いてくれていないという不快感を相手に与え、話しても無駄、どうせ聴いてくれないなどと諦めやコミュニケーションの断絶につながる恐れもあります。次に③は「会話どろぼう」とも呼ばれますが、何を話しても聴き手が自分の話にすり替えてしまうパターンです。④は会話の合いの手が「でも・・」となり、聴き手側としては正論やよかれと思って言ったつもりが話し手にとっては批判に聞こえることが多く、批判されて不快な気持ちになるのであれば話をしたくない・・となってしまいます。③④共にコミュニケーション悪化へとつながります。
今回は、「聴き上手」をテーマに、パパやお子さんとのコミュニケーション法についてご紹介しました。結婚生活を送る中で、時には離婚の文字が頭をよぎることもあるでしょう。そんな時、自分の負の感情は一度脇へ置き、家族との関わり方について少し立ち止まって考えてみませんか。全か無かではなく、複数の選択肢がきっとあるはずです。
《参考文献》勇気づけ勉強会ELM講座テキスト(有限会社ヒューマンギルド開発・非売品)/勇気づけリアル子育てコーチ養成講座テキスト(非売品)
いわもと くみこ 【離婚カウンセラー/勇気づけ子育てコーチ】
記事テーマ
3組に1組が離婚をしている現代。日々の暮らしの中で、「離婚」の二文字が頭によぎった時にママたちへ読んでいただきたいコラムです。親の離婚によって子どもを不幸せにしないことを最終着地点として、「離婚が及ぼす子どもへのダメージ」「離婚を決断する前に自分ができる夫婦再構築の対処法」「それでも離婚となった場合の心構え」についてお伝えしていきます。