家族は近い存在である分、遠慮のない関係性という側面もあります。そのため、より自分特有のフィルターで物事を見てしまいがちになってはいないでしょうか? 子どもやパパのやることなすことについ小言を言ってしまったりしてはいませんか? そのような時は主観的な意見や推測であることが多いものです。他方でパパや子どもにも特有の見方や考え方がありますので、衝突を繰り返し、険悪な雰囲気になり、そういった積み重ねから夫婦・親子関係の破綻をきたす恐れもあります。まずは色々なものの見方や考え方の存在を認め、相手のものの見方に関心を持つことが大切です。具体的には、お互いのものの見方を話し、聴き合いましょう。ポイントは、見方や考え方を無理に一致させるのではなく、認め合うことです。
今回は、「色々なものの見方・考え方の存在を認めること」をテーマに、パパやお子さんとのコミュニケーション法についてご紹介しました。
結婚生活を送る中で、時には離婚の文字が頭をよぎることもあるでしょう。そんな時、自分の負の感情は一度脇へ置き、家族との関わり方について少し立ち止まって考えてみませんか。全か無かではなく、複数の選択肢がきっとあるはずです。
《参考文献》勇気づけ勉強会ELM講座テキスト(有限会社ヒューマンギルド開発・非売品)
いわもと くみこ 【離婚カウンセラー/勇気づけ子育てコーチ】
記事テーマ
3組に1組が離婚をしている現代。日々の暮らしの中で、「離婚」の二文字が頭によぎった時にママたちへ読んでいただきたいコラムです。親の離婚によって子どもを不幸せにしないことを最終着地点として、「離婚が及ぼす子どもへのダメージ」「離婚を決断する前に自分ができる夫婦再構築の対処法」「それでも離婚となった場合の心構え」についてお伝えしていきます。