もしも離婚となった時に子どもにかかる負担はどのくらいあるのでしょうか。今回は名字が変わることによってもたらされる子どもの心的ダメージについてのお話です。夫婦別姓ではない現在は、婚姻時に女性側が名字を変更することが多く、また離婚時には女性側が旧姓へ戻すことにより親権者が母親の場合、子どもの名字も母親に伴い変更されることが多いのが現状です。
今回は「離婚が及ぼす子どもへの負担②~名字の変更から生まれる心的負担~」について対処法も含めてご紹介しました。離婚はしないに越したことはありません。しかし、時には離婚の二文字が頭をよぎることもあるでしょう。そんな時、自分の負の感情は一度脇へ置き、子どもにかかる負担について、少し立ち止まって考えてみませんか。全か無かではなく、複数の選択肢がきっとあるはずです。
《参考文献》諸富祥彦『ひとり親の子育て』WAVE出版.
いわもと くみこ 【離婚カウンセラー/勇気づけ子育てコーチ】
記事テーマ
3組に1組が離婚をしている現代。日々の暮らしの中で、「離婚」の二文字が頭によぎった時にママたちへ読んでいただきたいコラムです。親の離婚によって子どもを不幸せにしないことを最終着地点として、「離婚が及ぼす子どもへのダメージ」「離婚を決断する前に自分ができる夫婦再構築の対処法」「それでも離婚となった場合の心構え」についてお伝えしていきます。