3・4歳ともなってくると、あそびだけではなくおうちでお子さまができるお手伝いもぐんと増えてきます。
忙しい毎日の中、もちろんママ1人でやってしまった方が早いのでついつい「いいから遊んでて!」なんて言ってしまいそうになりますが、それは本当にもったいない!
毎回は難しいものの、1日1つでもいいのでお子さまに手指を使うようなお手伝いをしてもらいましょう。
時間はかかるかもしれませんが、大人のちょっとの我慢が、お子さまの将来の字に大きな差を産むことになるかもしれません。
ボタンやファスナーがついている洋服やバッグ。
ついつい、出かける前のバタバタで大人がやってしまうことが多いですよね。
3歳ともなると、きちんとやり方を教えてあげればもう立派に自分でできるはずです。
特にボタンは、まずは大人がゆっくりと1つ1つの動作を丁寧に見せながらやり方を教えてあげましょう。
言葉の説明はいりません。「よ〜く見ていてね」と言って、ゆっくりとボタンをつける動作、はずす動作を見せてあげます。
私の息子は、はらぺこあおむしのボタン練習のおもちゃで電車の移動中など楽しみながら練習していました。
いきなり小さいボタンがたくさんついている洋服ではお子さまも嫌になってしまうので、成長具合に合わせて大きめのボタンが数個だけついている洋服やパジャマで練習するといいと思います。
ファスナーも、小さな部分をつまんで引っ張りながら動かすという行為はお子さまにとっては意外に難しいものですが、毎日の習慣にすればあっという間に上手にできるようになります。
毎日の準備時間に少しだけ余裕をもって、できるだけお子さま自身にやってもらいましょう。
平野 萌 【書道講師・書家】
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自分が字で大変な思いをしてきた分、子どもにそんな思いはしてほしくない・・・でも、就学してからゆっくり字の練習をさせる時間なんてとれる?実は、字がうまくなる子となかなかならない子の違いは0歳のときから始まっているのです。0〜6歳のママ必見♪おうちで子どもと一緒に楽しみながら遊ぶだけで、将来子どもが字で困らなくなるような情報をお届けします!