乳幼児期に手指を使った遊びをたくさんして思うように手指を動かせるようになることが、字の上達へと大きく関わってくることは今までの記事でもお伝えしてきた通り。
2歳にもなると、0歳からの遊びの成果がどんどんと芽を出してきます。
手指を使って遊ぶことがより上手になってくるので、さらにレベルアップした遊びを提供してあげましょう。
2歳を過ぎると、ハサミに興味を持ち始めるお子さまも多いのではないでしょうか。
危ない!とむやみに遠ざけずに、ぜひ安全な使い方を教えながら一緒に使ってみてください。
大人用のものでは大きいので、少し小さいサイズのものを用意してあげましょう。
ただしおもちゃに近いような子ども用ハサミは、切れ味が悪くお子さまのストレスとなるためあまりおすすめできません。
はじめは短冊のような形で、1回チョキンとハサミを入れるだけで切れるサイズの紙を与えてあげます。
まだハサミを上手に持てない段階のお子さまは、無理せずに1歳向けの手指を使った遊びなどを繰り返して上手に手指が動かせるように練習しておきましょう。
※お子さまがケガをしないよう、十分ご注意ください。
平野 萌 【書道講師・書家】
記事テーマ
自分が字で大変な思いをしてきた分、子どもにそんな思いはしてほしくない・・・でも、就学してからゆっくり字の練習をさせる時間なんてとれる?実は、字がうまくなる子となかなかならない子の違いは0歳のときから始まっているのです。0〜6歳のママ必見♪おうちで子どもと一緒に楽しみながら遊ぶだけで、将来子どもが字で困らなくなるような情報をお届けします!