春を迎え、入園・入学、入社と日本では新年度のシーズンがやってきましたね。ワクワクする反面、お弁当のプレッシャーが・・・なんて話も聞こえてくることも。お弁当ってお弁当箱に綺麗に詰めたはずなのに、食べるころには汁が漏れてしまっていて、食べる前にひと仕事をした経験がある方も多いのでしょうか。実は「かつおぶし」がそんな場面で救世主になってくれますよ。
かつおぶしを食卓で使うときは上からパラパラとかけることが多いかと思いますが、お弁当の場合は真逆に使うのが効果的です。おかずカップの一番下にかつおぶしをクッションのようにある程度の量を敷き詰めてから、「お浸し」、「煮物」など汁が出そうなものをのせてお弁当箱に入れるだけ! 汁気を吸ってくれるだけでなく、美味しさもプラスされる相乗効果付きです。他にもお子さまが大好きな缶詰のコーンなども同じように使うことができますよ。
かつおぶしの原料はずばり「生ガツオ」。魚の脂に多く含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の神経細胞の主成分となり、脳の働きを高めてくれるものです。成長期のお子さまには欠かせない栄養素ですね。でも魚料理は大変!と考える方でもかつおぶしならそのまま使えますし、お弁当にも使いやすいかと思います。これからお弁当作りにデビューされる方も、これまで作ってきた方もかつおぶしをたくさん活用してみてくださいね。
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鈴木 元美 【にんべんだしアンバサダー(講師部)】
記事テーマ
お子様が生まれ、離乳食が始まる時期になると食を気にされるご家庭が多いかと思います。お子様の食事を大切に考える、ということはご家族の食も見つめなおすチャンスです、効率よく簡単に、楽しく身体に良い「おだし」を取り入れるメリットをいろんなシーンや角度からご紹介させていただきます。