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幼児期・学童期(小学生)の食育は体験を/2019年1月

体験型の食育を

子育て中の悩みの一つとしてよく耳にする「食事」。実はこの悩み、離乳食のことよりも幼児期や学童期で悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。離乳食の頃は食べムラがあっても大丈夫!と育児書にかいてあることも多いですが、だんだんお子さまが成長してくると周りにも相談しにくく、悩んでしまったりするもの。そして、せっかく食べるなら美味しく楽しく食べてほしいものですよね。そんなときは楽しい体験が伴うと食への関心も深まっていくもの。だからと言って、難しい料理にチャレンジするのも大変なので、機会があれば是非お勧めしたいのが「かつおぶしの削り体験」です。

五感をたくさん使うので記憶にも残りやすい

「かつおぶしの削り体験」でできることは、まず本節の香りをかぐということ。とっても芳醇な香りなので、ワクワクした気持ちになりますね! そして本節を触ってみると、固い。日常で知っているフワフワしたかつおぶしとはまた違った感触に驚くはずです。さらに削ってみると上手に削れるときと、そうでないときと・・・があるので、なんとなくもっとやってみたい!という気持ちになります。そして、自分で削ったけずりぶしを食べたときは、舌の上でフワッと溶けてしまうような感触と美味しさに感動するはずです。五感を使いながらの体験を通して、「こんな料理に使うともっと美味しくなるよ」などと親子で会話ができたらきっと、お子さまの素敵な記憶の1ページにかつおぶしのことが刻み込まれますね。

かつおぶしの削り方

ご家庭に削り器がない場合も多いかと思いますが、そんな時は乾物屋さんやかつおぶし屋さんに行ってみると体験コーナーがある場合もありますので、是非試してみてくださいね。①削り器に刃がついているので、怪我をしないように利き手に軍手をします。②削り器の刃は手前になるようにセットします。③本節の頭と尾を確認します。(尾に皮がついています。)④削り器に本節を密着させながら削ります。(シュッシュッと気持ちの良い音がするのが理想です。うまく削れないときは刃の高さを調節しましょう。)

削り器・節・花.jpg

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Mama's profile/プロフィール

鈴木 元美

鈴木 元美 【にんべんだしアンバサダー(講師部)】

記事テーマ

赤ちゃんから大人までに大切な「だし」の魅力について

お子様が生まれ、離乳食が始まる時期になると食を気にされるご家庭が多いかと思います。お子様の食事を大切に考える、ということはご家族の食も見つめなおすチャンスです、効率よく簡単に、楽しく身体に良い「おだし」を取り入れるメリットをいろんなシーンや角度からご紹介させていただきます。

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