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五感をフル活用!で離乳食を進めていこう/2018年5月

五感に敏感な赤ちゃん

生後5,6ヵ月になると離乳に向けての第一歩、離乳食がはじまります。おかゆや野菜そのものをトロトロのポタージュ状にして一口ずつ身体に入れていきます。この初めての一口は赤ちゃんの味覚・嗅覚、触覚(食感)、視覚に加え、いつもお世話をしてくれる人の優しい声などの聴覚といった五感をフル活用して身体に取り入れています。赤ちゃんの味覚は大人に比べて大変敏感です。おかゆや甘みを感じやすいものは食べても、野菜などは嫌がることがあるかもしれません。赤ちゃんは大人が感じないような舌触りや苦みなども敏感に感じてしまうからかもしれませんね。そんな時はトロトロのポタージュ状にするときに「かつおぶし」のだし汁を足してみましょう。 

食事は嗅覚から

かつおぶしのだし汁はなんといっても香りがいいのが特徴です。食事は嗅覚から、と言われるほど人の食事は香りと食欲に密接なつながりがあります。かつおぶしの香り成分は320種類ほど(だしになると100種類ほど)から成り立っているといわれています。この天然だしの香りは、21世紀の現在でも人工的に表現しようとしても不可能なものなのです。

うま味の相乗効果

かつおだしに含まれる優しい味を感じるうま味成分はイノシン酸。野菜自身のうま味成分は母乳や昆布にも含まれるグルタミン酸。かつおぶしと野菜のだし汁を組み合わせることにより、このうま味成分の足し算は1+1が7~8にもなると言われているほどおいしさが深くなるのです。

 

かつおだしをとろう

「だしをとる」と聞くと少し面倒に感じて敬遠してしまいたくなりますが、実はほんの数分で本格的なおだしは取れます。お鍋を使ってたくさんとる方法やティーポットひとつで少量とる方法など、ケースバイケースでおだしの取り方もさまざま。簡単なひと手間を惜しまずに、天然素材のうま味と香りをいつもの食事にプラスして、親子で癒されながら食事をすすめてみてはいかがでしょうか。

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にんべんだしアンバサダー「講師部」(にんべん公認「ママのためのだしアドバイザー」)Instagram:odasi-oisii,ベビーマッサージ、ベビースキンケアセラピスト「にこにこ」主宰 定期教室の他出張レッスンも受付中 ブログhttps://ameblo.jp/saku-saku-3/  

Mama's profile/プロフィール

鈴木 元美

鈴木 元美 【にんべんだしアンバサダー(講師部)】

記事テーマ

赤ちゃんから大人までに大切な「だし」の魅力について

お子様が生まれ、離乳食が始まる時期になると食を気にされるご家庭が多いかと思います。お子様の食事を大切に考える、ということはご家族の食も見つめなおすチャンスです、効率よく簡単に、楽しく身体に良い「おだし」を取り入れるメリットをいろんなシーンや角度からご紹介させていただきます。

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