コーヒーは、抽出する器具によって抽出時の温度が違います。
ホットコーヒーの場合は、92~96℃のお湯を使います。
沸騰したお湯でコーヒー豆の蒸らしをしたら、ポットを濡らした布巾の上に置きます。
蒸らし時間の20~30秒を待つと丁度その温度になります。
まったく同じお豆を使っても、違う温度で抽出すると味がまったく変わります。
それは、お湯の温度によって、抽出される成分が違う為です。
「酸」や「糖」は、粒子が小さく軽いため、低温でも抽出されます。
「苦味」や「渋み」は、粒子が大きく重いため、高温で抽出されます。
まろやかな味が好きな方は、高温になりすぎないようにして抽出すると良いです。
抽出後、加熱してもまろやかさは残ります。
苦味が好きな方は、高温をおすすめしますが、高温になりすぎると雑味が出ますので注意です。
関野 順子 【カフェインレスコーヒー専門店ママンズカフェ店長・コーヒーマイスター】
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妊娠中や授乳中、飲み物でさえ色々制限されてしまう中、コーヒーという物を選択することが出来る。欲しがる子どもと一緒に飲める。それは、カフェインレスだからこそ出来る事。でも不安があっては、大切な子どもにあげられません。そんな不安を無くし、罪悪感無く、おいしく飲めるようお伝えします。カフェイン入りとカフェインレスを上手に使い分けしてください。