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こんなに違うの!?お水によるコーヒーの味の違い/2018年4月

おいしい水とはどんな水?

一言でお水といっても、軟水・硬水・水道水・ミネラルウォーターなど、色々な種類があります。

まずは、おいしい水とはどのような条件があるのでしょうか?

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  1. ミネラル:ミネラルとは、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムやカリウムなどの鉱物質です。
          1Lあたり30~200mgが適当とされ、100mgくらいまでだとまろやかな味になります。
  2. 硬 度:硬水・軟水といわれるものです。
        硬度=(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4)
        WHO(世界保健機構)の基準では、120mg以上を「硬水」。120mg~60mgを「中硬水」。60mg未満を「軟水」としています。
        日本のお水は、地域によって違いますが、軟水が多くまろやかです。
  3. 二酸化炭素:二酸化炭素が十分に含まれているとさわやかでおいしいです。
  4. におい:無臭のもの
水道水で、美味しく淹れるには?

家でコーヒーを淹れるとなると、やはり水道水が多いと思います。

「おいしい水とはどんな水?」にも書かれていますが、水道水で入れるのに問題となるのがにおい。カルキ臭です。

この水道水を使って、おいしいコーヒーを入れるポイントを書きます。

  • 水から沸かす:カルキ臭は、煮沸でかなり軽減出来ます。ただし、沸かし過ぎは、二酸化炭素が蒸発してしまうため、おいしさが減ってしまいますので、注意です。
  • 一日の最初に蛇口から出る水は使わない:前日から蛇口にたまっているので、適しません。

これで、水道水でもおいしいコーヒーが入ります。

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軟水と硬水による味の違い

もう一つのポイントとして、軟水と硬水があります。

あなたは、この軟水と硬水を飲み比べたことがありますか?

軟水はやわらかく、飲みやすい。硬水は重たく、くせのある味。特に日本は軟水が多いので、硬水は飲みにくさがあるかもしれません。

では、コーヒーを淹れた場合はどうなるかというと。

  • 軟水:まろやかな味わい。コーヒーの持つ酸味などコーヒーそのものの味が出やすい。
  • 硬水:苦味が出やすい。苦味が好きな方は、中硬水を使うのがおすすめ。

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関野 順子

関野 順子 【カフェインレスコーヒー専門店ママンズカフェ店長・コーヒーマイスター】

記事テーマ

カフェインレスコーヒーでほっと一息・家族みんなで至福の時間

妊娠中や授乳中、飲み物でさえ色々制限されてしまう中、コーヒーという物を選択することが出来る。欲しがる子どもと一緒に飲める。それは、カフェインレスだからこそ出来る事。でも不安があっては、大切な子どもにあげられません。そんな不安を無くし、罪悪感無く、おいしく飲めるようお伝えします。カフェイン入りとカフェインレスを上手に使い分けしてください。

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