コーヒーの実は、「コーヒーノキ」から採れます。
名前がびっくりしませんか? そのまま「コーヒーノキ」。
日本名で、アカネ科の植物になります。
このコーヒーノキの「品質が良く、丈夫で収穫の多かった木」から採った種を使い、育てて行きます。
種をまいてから、40日から50日で、発芽します。
苗木になるのは、5ヵ月から1年後。その後定植されます。
順調に生育すると、2~3年で、白い小さな花を付けます。
香りは、ジャスミンの香りと言われています。
花の寿命は、なんと2~3日。
白かった花は、茶色に変色していきます。
実を結んでから6~11ヵ月(品種により違いがあります)で成熟し、とうとう収穫です。
ブラジルなど平地が多い所は、機械を使い、山などで栽培しているところでは、機械が入らない為、手摘みをしていきます。
とうとうコーヒーノキから実も採れました。
これが、コーヒーチェリーと呼ばれるものです。
このコーヒーチェリーを脱穀すると、コーヒー豆が2粒入っています。
このコーヒー豆をさらに脱穀し、乾燥させることにより、私たちが普段飲んでいるコーヒーが出来上がります。
カフェインレスコーヒーが出来るまでには、まだ先があるんです。
それは、カフェインを抜く作業。
これは、「カフェインレスって安心?カフェインレスコーヒーが出来るまで」でご紹介しています。
是非、読んでみてください!
関野 順子 【カフェインレスコーヒー専門店ママンズカフェ店長・コーヒーマイスター】
記事テーマ
妊娠中や授乳中、飲み物でさえ色々制限されてしまう中、コーヒーという物を選択することが出来る。欲しがる子どもと一緒に飲める。それは、カフェインレスだからこそ出来る事。でも不安があっては、大切な子どもにあげられません。そんな不安を無くし、罪悪感無く、おいしく飲めるようお伝えします。カフェイン入りとカフェインレスを上手に使い分けしてください。