店頭で試飲した美味しいコーヒー。ウキウキして買ってみたは良いけれど、どうやって保存するの?なんて思ったことありませんか?
お家でいつまでも美味しく保っておくには、
コーヒーも生鮮食品。日に日に劣化してしまうのは、仕方がないこと。
でも、それをどうゆっくりにし、おいしさを長持ちさせれば良いのか知りたいですよね。
それにはまず、コーヒーが嫌いなものを知る必要があります。
それは、こちら!
・空気
これらを、遮ってあげれば、コーヒーは喜びます。
まずは、「空気」。
酸素に触れると、成分が劣化してしまいます。なので、なるべく密封が好ましい!
粉にしてしまうと劣化が早いのは、その為です。粉にすると、空気が触れる面が増えるためなんですね。
そういえば、以前こんな質問を受けたことがあります。
「密封しているのに、袋が膨らんでしまうのだけれど、ちゃんと密閉出来ていないんじゃないの?」
というものです。
これは、焙煎したてのお豆は、お豆からどんどんガスが出てくるため。膨らむのは、新鮮な証です。
次に「光」。
これを知っている人は、少ないかもしれません。
日光だけでなく、お家の明かりなどでも、劣化が進んでしまいます。
最後に「温かい所」。
つまり、温度が高い所が嫌いです。
不思議ですね、コーヒーがとれる場所は、温かいどころか、赤道に近い、暑い所なのに。
保存する時は、冷蔵庫や冷凍庫がおススメです。
・光
・温かい所
コーヒーの保存容器は、色々な所で売っています。
コーヒー専門店や、雑貨屋さん。
かわいい物が、至る所でありますね。多分、多く見られるのは、
・缶のタイプ。
ちなみに、当店で取り扱っているのは、缶のタイプ。
こういった缶のおススメポイントは、光を通さないこと。
密閉度は、比較的高いです。
缶には、中蓋が付いている物がありますよね?
製缶業者さんのお話によると、中蓋はあっても無くても密閉度が高いそうです。
缶の弱点と言えば、つなぎ目の所から、若干密閉度が落ちるという所。
これは、瓶の方が優秀です。
次に、その瓶です。
こちらは、見て分かるように、光が入ってしまう所です。
見た目はお豆たちが見えて、とても可愛いのですが、光をばっちり受けてしまいます。
なので、私のおススメとしては、お店で買ったコーヒーの袋に入ったまま、瓶や缶に入れる事です。
コーヒーの専門店などでは、ガス抜きバルブが付いていて、保存に適した袋で売られています。
ですから、その袋のまま容器に入れるのが一番良い。
特に、冷蔵庫や冷凍庫ですと、他の食品の匂いがあります。
コーヒーは、優秀な消臭剤なので、匂いを豆たちが吸い取ってしまいます。
すると、せっかくの香りが良いコーヒーたちが、不思議な香りになってしまうのです。
容器を選ぶときは、是非、コーヒーの居心地の良いものを選んであげてください。
・密封出来る瓶のタイプ。
関野 順子 【カフェインレスコーヒー専門店ママンズカフェ店長・コーヒーマイスター】
記事テーマ
妊娠中や授乳中、飲み物でさえ色々制限されてしまう中、コーヒーという物を選択することが出来る。欲しがる子どもと一緒に飲める。それは、カフェインレスだからこそ出来る事。でも不安があっては、大切な子どもにあげられません。そんな不安を無くし、罪悪感無く、おいしく飲めるようお伝えします。カフェイン入りとカフェインレスを上手に使い分けしてください。