ポリフェノールと聞くと、「赤ワイン」が浮かぶかと思いますが、抗酸化作用のある身体にとても素敵な効果をもたらしてくれる物質です。
コーヒーにも「クロロゲン酸」というポリフェノールが含まれています。
このクロロゲン酸は、コーヒーの香り、色、苦味のもとにもなっています。
そして、なんとカフェインの5倍程も多く含まれているんです。
女性としてうれしいのは、なんといってもアンチエイジング!
なんと、緑茶のカテキンよりも、コーヒーのクロロゲン酸の方が作用が良かったそう。
皮膚が紫外線を受けメラニンを作っても、クロロゲン酸がそのメラニンの沈着を阻害する為、シミが薄いというデータがあります。
また、ダイエット効果として、糖の吸収を緩やかにする働きがあるので、食前にコーヒーを飲むのがおすすめです。
そして、病気予防効果は、こちら!
今、アルツハイマー病や、動脈硬化予防が期待されているので、今後予防できる病気は増えそうです。
参考:からだにいいこと
せっかく素敵な効果をもたらしてくれるクロロゲン酸。
カフェインレス(デカフェ)だと、カフェインと一緒に抜けてしまっているのでは!?と思ってしまいますよね?
抜けていないんです!
私がカフェインレス専門店を始めた時に、当店へカフェインレスコーヒーを卸している会社に確認したところ、数値はほぼ変わらないのだそう。
また、高齢マウスを使った実験では、レギュラーコーヒーとデカフェ、水を飲ませ、老化のスピードを調べた研究があり、レギュラーコーヒーとデカフェを飲ませたマウスの老化スピードが遅くなったという結果がでました。
この実験では、クロロゲン酸だけがこの効果を出すとは明言されていませんが、クロロゲン酸の抗酸化作用が要因の一つであることは確かですよね。
参考:全日本コーヒー協会
http://coffee.ajca.or.jp/
関野 順子 【カフェインレスコーヒー専門店ママンズカフェ店長・コーヒーマイスター】
記事テーマ
妊娠中や授乳中、飲み物でさえ色々制限されてしまう中、コーヒーという物を選択することが出来る。欲しがる子どもと一緒に飲める。それは、カフェインレスだからこそ出来る事。でも不安があっては、大切な子どもにあげられません。そんな不安を無くし、罪悪感無く、おいしく飲めるようお伝えします。カフェイン入りとカフェインレスを上手に使い分けしてください。