カップにサラサラ~、お湯をじょぼじょぼ~っと入れる超お手軽インスタントコーヒー。
風味最高、ちょっと手間がかかるけど、自分好みのおいしいコーヒーが飲めるドリップコーヒー。
カフェイン量に違いはあるでしょうか?
答えは、「ほぼ違いはありません。」
●ドリップコーヒー(コーヒー粉末10g 熱湯150mlで抽出した場合)のカフェイン量は、0.06g
●インスタントコーヒー(インスタントコーヒー2gを熱湯140mlで溶解した場合)のカフェイン量は、0.057g
参考:科学技術庁(現 文部科学省)「七訂日本食品標準成分表」
どちらを飲んでも、もともとのお豆がもつカフェインが出るものなので、ドリップでもインスタントでも違いはないということです。
眠気さましや、運動前の脂肪燃焼効果を目的とする場合は、どちらを飲んでも良いでしょう。
カフェイン量の次は、抗酸化作用をもつクロロゲン酸のお話です。
さあ、どちらだと思いますか?
答えは、ドリップコーヒーです。
予想ついていましたか?
●ドリップコーヒー(コーヒー粉末10g 熱湯160mlで抽出した場合)の総クロロゲン酸量は、131.9mg
●インスタントコーヒー(インスタントコーヒー2gを熱湯140mlで溶解した場合)の総クロロゲン酸量は、27.0mg
参考:からだにいいこと(祥伝社)
なんと、5倍近くの差がついていたのです。
色々な予防効果が期待できるクロロゲン酸です。
目的に合わせて、ドリップとインスタントを使い分けるのも良いですね!
関野 順子 【カフェインレスコーヒー専門店ママンズカフェ店長・コーヒーマイスター】
記事テーマ
妊娠中や授乳中、飲み物でさえ色々制限されてしまう中、コーヒーという物を選択することが出来る。欲しがる子どもと一緒に飲める。それは、カフェインレスだからこそ出来る事。でも不安があっては、大切な子どもにあげられません。そんな不安を無くし、罪悪感無く、おいしく飲めるようお伝えします。カフェイン入りとカフェインレスを上手に使い分けしてください。