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暑い夏に飲みたくなる、おいしいアイスコーヒー。

抽出方法で、同じお豆でも、まったく違った味になります。

お家で簡単に淹れられる方法として、水出しアイスコーヒーと急冷アイスコーヒーをご紹介します。

まず、この二つのアイスコーヒーの違いですが、

水出しアイスコーヒー

• 長時間かけてじっくり抽出。
• コーヒーオイルが良く出るので、まろやかな味わいになる。
• 後味は、すっきりしている。
• 急冷に比べると、軽め。
• カフェインがお湯で抽出するよりも若干ではあるが少なくなる（と言われていますが、若干なので、カフェインを気にするなら、デカフェにした方が良いと私は思います。）

急冷アイスコーヒー（ハンドドリップ）

• 短時間で抽出可能。
• コクがあり、苦味がしっかりした味わい。
• 後味は、水出しに比べキリッとしている。

アイスコーヒーに向いているお豆とそうでないお豆とがあります。

基本的には、深煎りしたお豆が向いていますが、最近その概念が、私の中で崩れています。

ミディアムローストだと、酸味が出やすいと言われていましたが、色々試してみた結果、酸味が出にくいお豆だと、おいしく飲めます。

これは、ハンドドリップで淹れるとよりそう感じます。ハンドドリップだと、酸味のお豆はアイスコーヒーにすることで、より酸味が出やすいからです。

最近は、農園ごとにお豆が販売されていたりしますので、同じ国でも農園によって味が違います。

どのお豆がむいているかは、お店に聞いてみるのが一番だと思いますが、なかなか聞きづらいようでしたら、深煎りのお豆を選んでおけば、間違いありません。

特別な器具が無くても、簡単においしく水出しアイスコーヒーを淹れることが出来ます。

1. ペーパーフィルター用よりも少し細かい挽き目で挽いたお豆を30ｇ用意する。
2. サーバーにお豆を直接入れ、お水を500cc淹れる。
3. ラップをし、冷蔵庫で8時間から10時間寝かせる
4. ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、3を濾す。

当店では、麦茶のパックのようなものにコーヒーの粉を入れたものを販売していますが、100均でもそれに似たお茶葉を入れて抽出するものが売っているので、それを使うと、濾す必要がないので、楽で簡単に出来ると思います。

キリッとしたアイスコーヒーをすぐ飲みたい！　そんな時は、急冷のアイスコーヒーがおススメです。

1. ペーパーフィルター用に挽いたお豆を20ｇ用意する。
2. ドリッパーにフィルターとお豆をセットし、100～120ccまで抽出する。
3. 氷を入れ、一気に冷やす。
4. グラスに氷を入れ、3の液体のみを入れる。（3で溶かした氷も一緒に入れると、3の氷が解けるのが早いので薄まりやすい）

1杯ずつ淹れられるので、飲みたいときにすぐれ淹れられます。