毎日同じ遊びじゃ子どもも飽きてきちゃう、かといってあたらしいおもちゃを買うのもなあと悩んでいるママも多いのではないでしょうか??
家にあるものを使って子どもと一緒に遊んでみましょう!
新聞紙を使います。
新聞が用意できなければ、比較的薄い大きめの紙を用意してください。(固めの紙は破りにくいです。)
まずは、下準備として新聞紙をぐちゃぐちゃに丸めます。
そうすると、柔らかくなり、より破りやすくなります。
まずは、新聞紙1面の大きさを破いてみましょう。
小さいお子様には破りやすいように少し切れ目を入れてあげましょう。
子どもにとって新聞紙を破るというのは、肩・腕を大きく動かします。
こういう大きく体を動かす遊びを、粗大遊びといいます。
先ほどの粗大遊びで小さくなった新聞紙を更に破ります。
こちらも、小さいお子様には破る前に切れ目を入れてあげましょう。
小さい新聞紙を破る時には、指先をしっかりと使います。
この様に指先を使った遊びを微細遊び、と言います。
同じ、新聞紙を破る遊びでも、体の使っている部分が全然違うのです。
散らばった新聞紙を手のひらに集めてみましょう。
そして、そこにまずはママが息を吹きかけます。
新聞紙が宙に舞う様子はとてもきれいで、不思議な動きをします。
今度はお子様にも吹く真似をしてもらいましょう。
息を吹きかける、というのは、まだ3歳以下のお子様には少し難しいのですが、ここではきっと真似して息を吹きたがるでしょう。
ママは少し大げさに息を吸い込む姿をお子様に見せてあげてください。
大きく吸い込むことが出来れば、吹くこともできるようになります。
遊びを通してだと、案外簡単に吹けるようになるお子様もいます。
家にあるもので楽しめる方法は他にもたくさんあります。
特に今回ご紹介した新聞紙遊びは、粗大遊びと微細遊びの両方が体験できる、運動能力の発達にもとても良い遊びといえます。
みなさんも是非一度試してみてはいかかでしょうか。
大阪の豊能町で、ママと子どものお稽古サロン、dolce(ドルチェ)を主宰しております。
リトミッククラスでは、レッスンの中で様々な遊びを体験していきます。
おうちで簡単にできる遊びもレッスン内でたくさん紹介しております。
筒井 奈津子 【音楽教室講師・リボンワークサロン講師】
記事テーマ
愛しい子どもとの時間。同じような毎日の繰り返しではもったいない!現在、音楽教室の講師として日々レッスンをしていますが、その中でもお家で簡単に真似して頂けそうな音楽遊びなどをご紹介していきたいと思います。いつもの遊びに少しプラスして、昨日とは違うお子様との時間、そして音楽のある生活を楽しんでください。