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手紙を見た時まず目に入るのが宛名。宛名が丁寧かどうかが、出した人の印象を左右すると言っても過言ではありません。

文字の大きさや配置など簡単なポイントを押さえるだけで、全体のバランスが見違えてきます。この機会に美しい宛名書きができるように練習してみましょう！

宛名を書く時に最も重要なのが、配置決めです。

多少失敗した文字があったとしても、いくつかの配置のポイントを押さえていれば全体のバランス感は保つことができます。

逆にこの配置がきちんとできていないと、悪印象を与えてしまう宛名に。

今すぐ実践できるポイントばかりなので、下記を参考に鉛筆で印をつけるなどしてから書き始めてみましょう。

まずは年賀状や暑中見舞いなどで使うハガキの宛名の書き方。

ハガキは手紙より文章が少ない分、宛名の印象はより大切になってきますね。

それではポイントを見ていきましょう！

【ポイント】

①名前は1文字分下げて、ハガキの中心に書く

②『様』は名前よりも気持ち大きめに書き、下に余白を残す

③住所は1文字分下げて、名前より高い位置から書き始める

④住所は『様』より下がらないように書く

⑤差し出し人の氏名・住所は宛名より小さめに書く

まずは中心の氏名から書くと、全体のバランスがとりやすくなります。

次は封筒の宛名書きのポイントを見ていきましょう。

封筒は目上の方や改まった手紙の場合は縦書き、親しい人への手紙などは横書きで出すことが多いと思います。

基本的にはハガキの場合のポイントと変わりありません。

【縦書きの場合】

①名前は1文字分下げて、封筒の中心に書く

②『様』は名前よりも気持ち大きめに書き、下に余白を残す

③住所は1文字分下げて、名前より高い位置から書き始める

④住所は『様』より下がらないように書く

⑤差出人の氏名・住所は裏面の中央に書く

⑥封かん日を入れる場合は左上に

【横書きの場合】

①名前は1文字以上分空けて、封筒の中心に書く

②『様』は名前よりも気持ち大きめに書き、右側に余白を残す

③住所は2文字分空けて、名前より左側の位置から書き始める

④住所は『様』より飛び出ないように書く

⑤差出人の氏名・住所は裏面の中央に書く

⑥封かん日を入れる場合は左上に

いかがでしたか？　1回目の記事でもご紹介した『文章がグッときれいに見えるたった3つのコツ』も踏まえながらこれらのポイントに気をつけて宛名を書けば、手書きの温もりとともにきちんとした印象を与えることができます。

何事も実践が大事！　早速今から練習して、来年の年賀状は手書きに挑戦してみましょう！