日常生活の中でも、書類や連絡帳など「数字」を書く機会は意外に多いのではないでしょうか。
この数字、たかが数字されど数字。
数字ひとつを見ただけでも”字が上手そうだな”という印象を与えることも出来れば、逆に”多分字もあまり上手くはないんだろうな…”という印象を与えてしまうことがあります。
数字は、0〜9までたった10個を練習するだけ!
今回は数字を美文字で書くコツを見ていきましょう。
縦書きの時に使う「漢数字」。
これは、「漢数字の『三』で横画をマスター!」の記事でもご紹介したように、まずは3種類の横画を使い分けられるようになるとほとんどの数字が美しく書けるようになります。
「一」「二」「三」を書くとこのように。
これは「五」「六」「七」「十」でも応用できます。
その他「四」は”口はすぼめて!”の法則で両脇の縦画が内側に入ることを意識しましょう。
最後は「八」と「九」。
「八」はピタッと止めるのはなく伸びやかに払ってあげましょう。
「九」も一画目を伸びやかに払い、二画目のはじまりにつながっているようなイメージで。
これらのポイントを頭に入れながら書いていくと、数字も美文字に一歩近づくことができます!
ちょっと意識しただけでも自分の書く数字が変わっていったのではないでしょうか。
数字が与える印象は意外にもとても大きいもの。
たった10個しかないので、繰り返し練習してみて理想の数字を書けるようになっていきましょう。
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平野 萌 【書道講師・書道家】
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結婚後、出産後、独身時代よりも字を書く機会が増えてきた気がしませんか?子どもが幼稚園や小学校に通い始めると、その機会はまたグッと増えると思います。そんな時に、「字がきれいだったらいいのに…」と困らないためにも、今からが練習を始める絶好のチャンス!忙しい育児の中でも簡単に美文字に近づけるような情報をお届けします。