2018年、新たな年の目標は決まりましたか?
年賀状の準備を始めて『この1年もう少し字を練習していれば…』そう感じた方も少なくないはず。
今年こそは!とモチベーションが高まっているうちに、お子さまが寝静まったあと10分でも良いのでペンをとる習慣を身につけていってみましょう。
ボールペンはもちろん、今年は”筆ペン”に挑戦してワンランク上の美文字ママを目指してみてはいかがでしょうか。
『筆ペンは難しい』そんなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、難しく感じる理由はたった1つ、”慣れていないから!”
自分のお名前を1日10分練習するだけでも、今年の年賀状の時期には見違えるような筆文字が書けるようになっていますよ。
今回は前編と後編に分けて、筆ペンを使いこなしていくためのコツをお伝えします。
いざ筆ペンで練習してみよう!と思っても、一体どの筆ペンを使うのが良いのか迷う方も多いと思います。
さまざまな種類の筆ペンが売られていますが、その中でも私が個人的におすすめだと思う2点をご紹介します。
筆ペンは大きく分けて「硬筆タイプ」「軟筆タイプ」「毛筆タイプ」とありますが、最終的な美しさを目指すならやはり毛筆タイプがおすすめ。
筆ペンに慣れていない方はつい硬筆タイプや軟筆タイプを選びたくなってしまいますが、どうしてもサインペンで書いたような見た目になってしまいます。
慣れるまでは難しく感じてしまいますが、このあとご紹介するウォーミングアップを少しずつでも続けていき、ぜひ毛筆タイプの筆ペンを使いこなせるようになりましょう。
おすすめの筆ペンはこちらの2点。
【ぺんてる筆<中字>】
インクの量を自分で調整できるので濃い墨色を出すことができます。
穂先のまとまりが良いので、線に強弱をつけたり払いをきれいにまとめることができます。
【呉竹 美文字筆ぺん 毛筆中字】
持ちやすく穂先もコシがありコントロールがしやすいので、初心者の方におすすめです。
文房具屋さんに行くとさまざなま筆ペンが売られていて試し書きもできるので、使いやすい1本を見つけてみてください。
平野 萌 【書道講師・書道家】
記事テーマ
結婚後、出産後、独身時代よりも字を書く機会が増えてきた気がしませんか?子どもが幼稚園や小学校に通い始めると、その機会はまたグッと増えると思います。そんな時に、「字がきれいだったらいいのに…」と困らないためにも、今からが練習を始める絶好のチャンス!忙しい育児の中でも簡単に美文字に近づけるような情報をお届けします。