今度は上の写真をご覧ください。地面のイルミネーションの光が顔に当たって、明るく写っていますね。
このように、なるべく電飾に近づける場所を探し、ライトで顔が明るく照らされる位置に立ちましょう。行列なしの自分だけのフォトスポットの完成です。記念写真なら白〜暖色系の電飾がおすすめ。寒色系に比べ、顔色をキレイに見せることができます。
なかでも、「明かりで撮りたい人をサンドイッチできる場所」は最高のフォトスポットです。前と後ろの両方に明かりを入れることで空間の広がりが生まれ、キラキラ感をアップさせることができます。
この例では、手前の柵のライトとメリーゴーランドの天井の明かりで人物をサンドイッチしています。手前のライトに近づくことで輪郭をボカし、光のサイズもアップ。夢の中のような写真に仕上げることができました。
大切なのは写真そのものより、そのときの思い出。子連れのイルミネーション鑑賞は、夜に外出することが少ない子どもにとっても貴重な経験です。
カラフルなイルミネーションの中で、大好きな家族と一緒に味わった喜びは、きっと忘れられない思い出になるはず。是非、自由な心で子どもと一緒に発見を楽しみながら、ステキな写真を撮ってくださいね。
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高橋 ユカコ 【フォトグラファー】
記事テーマ
写真は記憶を彩る魔法のツール。どんなに大変な子育て時代もかわいい写真にすれば、眩しい思い出に変わります。一見難しそうなカメラの使い方ですが、写真の法則はとってもシンプル!スマホでも一眼でも変わりません。プロの現場や子育ての実体験に基づく、シンプルなセオリーから月齢に合わせた簡単なコツまで、とっておきの写真の撮り方をお届けします。