ママ友に撮ってもらった写真をLINEを通じてもらったけれど、いざプリントしようとしたら、画像が小さすぎて失敗…。そんな経験はありませんか?
普段はあまり気にすることがない画像サイズですが、プリントする段階になってからサイズが小さ過ぎることに気がついても、誰からもらったのか忘れていたり、前のことすぎて再送を頼みにくかったり…、なかなか対処しにくいですよね。
ネット回線を通したデジタル写真のやり取りでは、せっかく高画質に撮っても、自動的に「画像サイズ」が小さく変えられてしまうことがよくあります。
データ量を無駄にしないためには役立ちますが、同じアプリを使っていても個人の設定次第でサイズが変わってしまうため、気づかないうちにトラブルの原因を作ってしまうことも。
今回はママ同士の写真のやり取りが最も多いと思われるLINE上で、大事な写真を送るときに覚えておきたい3つのルールをご紹介します。
LINEでの画像送信。おそらく既に利用されている方が多いとは思います。
やりかたは、自分のスマホのアルバムにある画像一覧にチェックをつけて送信するだけ。非常にシンプルですね。
実はこの方法、あらかじめLINEの設定画面の「写真と動画」のなかにある、「送信する写真の画質」の内容によって送信サイズが変わります。
特にいじっていなければ通常は「標準」に設定されており画像サイズはおおよそ160万画素ちょっと。L版写真をきれいにプリントするのに必要な画素数がだいたい160万画素なので、L版プリントまで可能です。
高画質の場合は、およそ400万画素、データ量も2倍以上。低画質の場合は90万画素ちょっとでデータ量は標準の半分以下になるようです。
回線契約の都合で少しでもデータ量を節約したい!という方は低画質にすることもできますが、その場合は画像のプリント利用は難しくなるでしょう。データ量を抑えるなら、写真の自動ダウンロードや動画の自動再生をしない選択に変えておくといいですね。
設定で送信画像サイズを決めるLINEですが、画像選択の段階で「オリジナルサイズ」を選ぶことで、撮影したままのサイズの画像を送ることもできます。
ただ、ご覧の通りオリジナルサイズはデータ量もかなり大きくなるので、受け取り側の通信プランによっては、迷惑になってしまうことも。
LINEで直接元のサイズの画像を送る場合は、事前にオリジナルサイズで送ることをメッセージし、通信料を消費しなくてすむWi-Fi環境で送受信するのがオススメです。
元のサイズの写真の送り方は次の通り。画面左下の「ORIGINAL」と書かれたアイコンをタップするだけ。アイコンが緑色に変わって選択された状態になるので、その状態で写真を選び、「送信」すればOKです。
よりよい画質で送るために設定から高画質を選ぶこともできますが、オリジナルには及びません。また、高画質のまま元に戻すのを忘れると、データ量もたくさん使ってしまうことに。
普段はちょうどL版プリントができる約160万画素の標準のままで問題ないでしょう。
ちなみに、トークに送信した画像は、トーク画面上で縮小画像が表示され続けていても、一定期間で画像データそのものはLINEから削除されてしまいます。
受け取った画像は、その後も必要なものならダウンロードしてスマホに保存しておきましょう。
方法は画像をタップした時に現れる画面の右下のアイコンをタップするだけ。繰り返しになりますが、オリジナルサイズの場合は、Wi-Fi環境でダウンロードしてくださいね。
・初期設定の標準サイズはL版プリントサイズ
・オリジナルサイズでの送受信はあらかじめ連絡してからW-iFi環境で
・受け取った写真は早めにダウンロード
写真の画像サイズに関しては、以上3点を覚えておくだけで後々の混乱を避けることができるので、ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね。
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高橋 ユカコ 【フォトグラファー】
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写真は記憶を彩る魔法のツール。どんなに大変な子育て時代もかわいい写真にすれば、眩しい思い出に変わります。一見難しそうなカメラの使い方ですが、写真の法則はとってもシンプル!スマホでも一眼でも変わりません。プロの現場や子育ての実体験に基づく、シンプルなセオリーから月齢に合わせた簡単なコツまで、とっておきの写真の撮り方をお届けします。