どんなカメラでも使える、写真のシンプルなルール｜輝くママ

どんなカメラでも使える、写真のシンプルなルール/2017年11月

写真がうまく撮れないのはセンスがないから？

こどもと一緒のあたらしい暮らし。かわいい写真をたくさん残したい！　でも「センスがないから…」「いいカメラは持ってないし…」と、あきらめていませんか？

それは大きな勘違い！　写真に必要なのは、センスでもいいカメラでもありません。初心者だって、スマホでだって大丈夫！　このシリーズでは忙しい育児の中でもできる、シンプルで簡単な写真の撮り方をお伝えします。

初回の今日は、写真に必要なたったひとつのルールをご紹介しましょう。

言葉に隠された写真の大切なルールとは

では、そのルールとは何でしょうか。それは「そこに光があること」です。

写真を英語で"photograph"、「光で描かれたもの」と言います。言葉が示す通り、光の当たるところがが写真に写り、闇は写真には写りません。上の写真をご覧ください。もしもトンネルの向こうが壁だったら…？手を振る二人は写真に写りませんよね。

カメラはレンズから入った光を記録する機械です。光があってはじめて、カメラは写真を撮ることができるのです。

よくある失敗の原因は光が足りていないから

そのため、「光」が足りていない状態は、写真のトラブルの原因になります。人間も暗い場所ではよく見えないように、カメラも明るさが充分にないと、キレイに写すことができません。「ブレる」「ピンボケ」「画質が悪い」…、みなさんも経験ありますよね。これらは多くの場合、その場が暗すぎることが原因です。

下の写真は、暗めのリビングの中央で撮った写真と、窓際で撮った写真を比べたものです。まったく印象が違いますね。室内は、見た目には明るく見えても、カメラにとっては暗すぎることが多いのです。キレイに撮れないと感じたときは、窓際など、できる限り明るい場所へ移動しましょう！

必要なのはほんのひと手間。もちろん、いいカメラなら設定をいじるだけで「それなり」に撮ることもできます。でも暗い場所で撮ったいいカメラの写真より、いい光で撮った写真の方がずっと人の心に響くもの。性能頼みで体を使わなかったら、写真は上手くなりません。

カメラの設定に悩むより、まずは光を意識すること。困った時はこのシンプルなルールを思い出してみてくださいね。

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ゆっかのスマホ写真日記さん(@neotenylab)がシェアした投稿 - 2016年 6月月9日午後2時37分PDT

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高橋ユカコ【フォトグラファー】

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