産婦人科医の池川クリニックの池川明先生は、またそれとは違う視点で「胎内記憶」の研究をされていらっしゃいます。
池川先生は妊婦さんの依頼により, 妊娠中の胎児とお話(ダウジングやリーディング)をしてたくさんの気づきを得られています。
その中の一つのエピソードにお母さんが急遽、帝王切開になることに対してとても気落ちされていて, 妊婦さんに赤ちゃんにそれを聞いてほしいと言われ胎児にお聞きになったそうです。
おなかの赤ちゃんに聞いてみると「帝王切開でいいよ」と言ったそうです。
ちょっとにわかには信じられない話かもしれませんが、胎内記憶研究がこれから進んでいくとたくさんの謎が解けてくるかもしれません。
池川先生は「産み方は、なんでもいいんです。自然分娩や帝王切開等の方法ではなくて、一番の胎教は子どもが30歳位になって幸せでいられることなんです」とおっしゃっています。
【まとめ】
1、 インナーチャイルドは胎児の記憶からある
2、 お子さんが胎児期のことを話したらきちんと聞いてあげる
3、 胎児期退行して自分の胎児期を再体験することで現在の問題が楽になることがある
4、胎内記憶の研究が現在進みつつある
いかがでしたか?
胎児期の記憶は大人になればほとんど覚えていませんが、母の胎内で確かに私たちは育ってきたのです。
セラピーを受けられた方の多くは、胎内は守られている感覚が得られて、母の愛情と親子の深いつながりを感じることができます。
現在、妊娠中で大変な思いをされていらっしゃる方は、時々赤ちゃんに話しかけて赤ちゃんとお話してみてください。体調やご気分が楽になる方法を教えてくれるかもしれません。
参考文献
発達心理学 (キーワードコレクション) 安藤 寿康 (著)
胎内記憶でわかった 子どももママも幸せになる子育て「もって生まれた才能」の伸ばし方 池川明(著)