お子さんとのコミュニケーションが上手になるポイントは4つあります。
1、 良く見る、観察する
2、 お子さんのペースに合わせる
3、 お子さんの動作を真似る
4、 お子さんの言ったことを真似る
これは、大人同士のコミュニケーションでも大切なことですので、子育てしながら、コミュニケーション上手になっていくことができます。
これはインナーチャイルドの気持ちとつながっていると私は思っています。
インナーチャイルドセラピーで「どうしてほしい?」と聞くと多くの場合、
「私をちゃんと見て!」とか「ちゃんと話を聞いて!」や「一緒に遊んで!」といいます。
コミュニケーションが上手になるポイントをきちんとすることで、お子さんはご両親や大人に受容されているのを感じられ、安心感と自尊心が育まれます。
大げさかもしれませんが、この安心感と自尊心(自分を大切にすること)がお子さんの一生に影響し、生きていくうえでとても大切な土台となります。
すでにされていらっしゃることと思いますが、改めて日常生活をイメージしながら確認してみてくださいね。
言葉を発しない赤ちゃんの頃、お母さんは赤ちゃんの目や動き、動作を敏感に感じられていたことと思いますが、
言葉を話せるようになると少し観察することがおろそかになっていきませんか?
言葉になる前や言葉にならない表情、目の動き、身振り手振り、呼吸の深さなどをよく感じて観察しましょう。
意識的に、声の調子や速さ、声の大きさ、話し方や動きの速度などのペースを合わせてみてください。
人は、話すスピートが同じくらいの人を(ゆっくり、早い、リズミカル、間の取り方など)
好意的に感じます。
お子さんに対して、大人が時間と心の余裕のある時はできますが、大人が急いでいたり、気持ちのゆとりがない時はついつい
「早くして!」や「もう!遅い!」とイライラしまいがちかもしれません。
ですが、お子さんが上手く言葉が出てこないときや動きが止まっているときにお子さんの脳内では体験と体験をつなぎ合わせていたり、記憶の整理をしていたり、脳神経のシナプスがつながったり、大切な働きをしている時ですから、じっと待ってあげてください。
しばらくすると「ハッ」とするように何かを感じたり、表情が変わったり、急に話し出したり、笑顔になったりします。
この脳の処理作業の時間を中断してしまうのはとても残念です。
学習能力が伸びたり、好きなことをどんどん積極的にできるお子さんの親御さんは、お子さんのすることを邪魔しないというかたもいらっしゃいます。
何事も子どもが思う存分やり切ることが脳の発達にとても大切だそうです。
藤原 万梨子 【親子コミュニケーションカウンセラー】
記事テーマ
『毎日忙しい、大変だけど、楽しい!』のはずが、本当は子育てが辛いという方は、もしかしたらご自分の内側のインナーチャイルド(小さい頃の自分)があなたに何かを伝えているのかも?「子育ては自分育て」お子さんがあなたのインナーチャイルドの鏡となり、本当のあなたの心の声に気づかせてくれるのです。悩みはあなたがより豊かに輝く為の気づきの入口です。