子どもに限らず、体調の変化や怪我はいつ起こるかわかりません。
「かかりつけ医の診療時間外…どこで受診していいかわからない…」
「明日まで様子をみていいのか、すぐ受診した方がいいのか?}
「救急車を呼んでいいのか?」などなど急な出来事のときには慌ててしまいますよね。
そんな状況を想定し、どうしたらいいかこの機会に確認をしておきましょう。
自治体により、相談窓口を設置しているところも多くあります。お住まいの救急相談窓口を確認しておくとよいでしょう。
●小児救急電話相談 #8000
お子さまをお持ちの保護者の方が、夜間・休日の急な子どもの病気の対処にどのようにしたらよいのか、病院の診療を受けた方がよいのか判断に迷ったときに、小児科医師または看護師への電話による相談ができるものです。
この事業は全国同一の短縮番号#8000をプッシュすることにより、お住まいの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師・看護師から子どもの症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けることができます。
*相談受付時間は都道府県により違いますのでご確認を
●救急相談 #7119
子どもに限らず大人の症例にも相談を受け付けてくれる窓口です。
医療関係者・看護師などが現在の状況に応じて、今現在受信可能な休日診療・夜間診療などを行っている医療機関・救急病院などを紹介してくれます。
#7119の対応は24時間365日年中無休です。
*実施している都道府県(平成29年4月) 東京都 神奈川県の一部 北海道 大阪府の一部 奈良県 福岡県
他都道府県は独自の窓口を設けているのでホームページなどで確認をしてみてください
いざという時に、薬がない…いつの薬かわからない…絆創膏がない…など困らないように、ご自宅の救急箱の確認もしておきましょう。また、子どもが留守番中に怪我をすることもあります。そんなときに保護者と連絡をとれる連絡先を子どものわかるところに明記し、連絡のとりかたも一緒に確認をしておくとよいでしょう。
青木 美和子 【保育園看護師、ベビーマッサージ講師】
記事テーマ
「この時期、何に注意したらいいの?」「どう対処したらいいの?」など、乳幼児に対する季節ごとの保健情報や保健教育について、ハッピーノート.comの『ほけんだより』としてわかりやすく発信していきます。ご家庭で取り入れるヒントにしてくださいね。