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ほけんだより(虫よけ対策)/2017年7月

虫よけは必要?

 子どもは皮膚の抵抗力が弱いので、虫刺されが原因でとびひなどの皮膚病になってしまうこともあります。蚊は日本脳炎を媒介しますし、テング熱のニュースも耳にするようになりました。日本脳炎はワクチンで予防できますが、テング熱などワクチンがないものもありますので、刺されないように予防するしかありません。

 刺されないような対策をしっかりととっていきましょう!

虫よけグッズ

 現在は市販の虫よけのグッズや薬品が多く販売されています。子どもに使用する際は低刺激のもので子どもにも使用が可になっているものをえらんであげましょう。

 虫よけスプレーが手軽に使用できますが、乳児など小さい子どもには腕などスプレーを使用する場所が顔と近くなります。スプレーで散布したときに吸いこんでしまうこともありますので、その場合はジェル状の虫よけを選択してあげてもいいでしょう。また、皮膚が弱い子どもには洋服に貼れるシール状の虫よけもあります、虫よけスプレーを服に散布しておくのも効果的。子どもの状況によって選択してあげられるといいですね。

衣類の工夫

 黒っぽい服は蚊を引き寄せます。蚊が多くいそうな場所への外出の際は、白っぽい服を選んであげましょう。刺されて反応が出やすい子どもの場合は、外出の際は肌の露出を抑え、長袖・長ズボンや防虫用のメッシュタイプの服もいいでしょう。

環境のチェック

 蚊の幼虫であるボウフラは水たまりに発生します。水たまりにを作るバケツや植木鉢の受け皿も要注意です。子どもが遊ぶ環境の不必要な水たまりのチェックをしてみてくださいね。

蚊に刺されてしまったときは?

 虫刺されのサムネール画像対策をしていても刺されてしまうことも?!かゆみを伴いますので、それを抑えるクリームやジェルなどの薬品をつけ掻き壊さないようにしてあげてください。シールタイプのもよいでしょう。

また、腫れがひどく出る子どももいます。炎症を起こし熱感をもつこともありますので、冷やしてあげてください。

刺されるのは蚊だけではありません。刺されたのが明らかに蚊でなかったり、いつもの反応と違う場合には早目に診察を受けてくださいね。

Mama's profile/プロフィール

青木 美和子

青木 美和子 【保育園看護師、ベビーマッサージ講師】

記事テーマ

乳幼児のママのための『ほけんだより』

「この時期、何に注意したらいいの?」「どう対処したらいいの?」など、乳幼児に対する季節ごとの保健情報や保健教育について、ハッピーノート.comの『ほけんだより』としてわかりやすく発信していきます。ご家庭で取り入れるヒントにしてくださいね。

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