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ほけんだより(冬の時期の服装)/2017年2月

難しい冬の時期の服装

 この寒い時期、子どもも風邪をひかないようについつい厚着をさせてしまいがち…

しかし、子どもは新陳代謝が良いので大人よりも身体はあたたかく、汗もたくさんかきます。赤ちゃんで1日抱っこして外出したらお腹にあせもができた!なんてことが寒い冬でも起きるくらいなんです。

子どもたちが快適に過ごせるように、どんなことに気をつけたらいいのでしょう???

大人よりも1枚少なく

 熱がこもりやすく調整の難しい子どもたち。そして、たくさん動き回る子どもたち。

大人と同じ感覚で着せてしまうと暑くなって汗をかいてしまうことが多いでしょう。

着せる衣類の種類としては、大人がセーターやトレーナーなど厚手を着る場面の場合、子どもは薄手の長袖Tシャツやシャツなどと一段階薄くしてあげてください。

また、調整しやすいように薄い素材のもので重ね着をして、暑くなったら1枚脱げるようにしてあげるのもいいかもしれません。

1日ずっと屋外で過ごす場合と、屋内で過ごす場合とでは防寒の程度も違ってきますので、環境に合わせて変更ができるように考えてあげましょう。

赤ちゃんの場合、抱っことベビーカー移動は別対策を!

baby_car_mother.png抱っこで移動の場合、抱っこ紐の中でママとの体温との相乗効果で暖かかったりしますので、たくさん厚着をさせる必要もありません。

しかし、ベビーカーの場合、地面に近いほど気温も下がるのと、風が吹いていたりすると体感温度も下がるので、ケープやフットカバーなどの防寒ができるものがあると便利ですね。

幼児には、ベストタイプもおすすめ!

 厚めのアウターを着せてしまうと、かさばってしまい動きづらくなったり、温度の調整が難しかったりします。その点、ベストのタイプは腕周りが動かしやすく外遊びをするときにも最適です。

薄手の袖ありのアウターと重ねて使用しても、調整がしやすいのでおすすめです。

Mama's profile/プロフィール

青木 美和子

青木 美和子 【保育園看護師、ベビーマッサージ講師】

記事テーマ

乳幼児のママのための『ほけんだより』

「この時期、何に注意したらいいの?」「どう対処したらいいの?」など、乳幼児に対する季節ごとの保健情報や保健教育について、ハッピーノート.comの『ほけんだより』としてわかりやすく発信していきます。ご家庭で取り入れるヒントにしてくださいね。

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