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ほけんだより(インフルエンザ予防対策)/2016年10月

インフルエンザ予防の対策を!

 少しずつ発症のうわさがちらほらと耳に入るようになってきたインフルエンザ。保育園・幼稚園や小学校など集団生活をしている子どもたちは、感染のリスクも高くなってきます。年齢が低い子どもや免疫疾患を持つ子どもの場合、重症化してしまう可能性もあるので予防をしっかりとしていきましょう!!

予防接種は済みましたか?

 10月に入り、ほとんどの医療機関で予防接種が受けられるようになっています。予防接種についていろいろな疑問もある場合は、しっかり医師に説明を受けましょう。

予防接種1.pngのサムネール画像

 

Q:予防接種を受けるとインフルエンザにならないの?

A:必ず発症を防げるわけではありませんが、インフルエンザ脳症などの合併症や重症化を減らすことができます。

 

Q:1度インフルエンザに感染したら、もうかからない?

A:インフルエンザには色々な型があります。同じA型でも香港A型、ソ連A型などがあるので1度かかってもまたかかる可能性もあるんです。

 

Q:早く予防接種をしてしまうと効果が早く切れちゃうのでは?

A:予防接種後、効果が出るまでに約2週間かかります。

その後効果は個人差もありますが5~6ヵ月持続します。

こまめな換気と湿度管理

 部屋を閉め切っているとウイルスの濃度が高くなっていきます。1時間に1回5分ほど、風の通り道をつくってあげてください。また、インフルエンザウイルスは乾燥した環境を好みます。湿度を60%ほどに保てるようにしましょう。

人ごみへの外出は控えめに

 インフルエンザウイルスは飛沫感染・接触感染です。ウイルスの飛距離は1~2mといわれており、かかっている人の半径2m以内には近づかないようにすることが大切。ですから、流行時には人ごみへの外出も控えるようにした方がいいでしょう。

 しかし、通園や通学で集団の中に入ることもあります。その際はマスク着用などで予防し、免疫力が落ちないように睡眠や栄養をしっかり取るようにしていきましょう。

手洗いはしっかり

手洗い1.png インフルエンザに関わらず、感染症予防の基本は手洗いです。私たちは日々様々なものを触ります。その触ったものにウイルスが付着している可能性もあります。正しい効果的な手洗いができるようにしていきましょう。

 

次回はその『正しい手洗い』について特集したいと思います♪

Mama's profile/プロフィール

青木 美和子

青木 美和子 【保育園看護師、ベビーマッサージ講師】

記事テーマ

乳幼児のママのための『ほけんだより』

「この時期、何に注意したらいいの?」「どう対処したらいいの?」など、乳幼児に対する季節ごとの保健情報や保健教育について、ハッピーノート.comの『ほけんだより』としてわかりやすく発信していきます。ご家庭で取り入れるヒントにしてくださいね。

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