血糖値をあげるから「炭水化物」はダメ!という方もいらっしゃいますが、血糖値はゆっくりあげれば良いのです。不規則な食生活や早食い、吸収の早い糖質を多く含む食べ物により血糖値が急激に上昇することが身体や心に悪い影響を与えます。急激に血糖値が上昇すると、血糖値を下げるホルモンの「インスリン」が大量に分泌され、急激に血糖値が下がります。大量のインスリンの分泌は体脂肪をためやすく、血糖値の乱高下はイライラや落ち着きがないといった心の乱れを引き起こします。主食になるごはんとパンを比べると、ごはんのほうが糖質の吸収が緩やかです。また、よく「噛む」ことで血糖値の上昇をより緩やかにすることができます。食品の選択、食べ方次第であなたの心の乱れを整えてくるのです。
広島でスポーツ栄養&健康食育のサポートをしています。
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馬明 真梨子 【管理栄養士・健康食育シニアマスター】
記事テーマ
「健康になりたい、健康でいたい」と想う健康志向の方々が増える一方で、「食」に関する様々な情報も増えて何が自分に合った食なのか判断できない方も多いです。お米を軸としたシンプルな「日本型食生活」はカラダとココロの「健康実現」へとつながります。お米の力、しっかり食べること、毎日続けることのできる食べ方の秘訣をお伝えします。