第五回のママといっしょにクッキングでは、教室レッスンで子どもたちが大好きなメニュー、
手ごねのうさぎパン作りをご紹介します。
パン作りというと、ちゃんと膨らむかな?子どもといっしょに作業が大変と思われる方も多いかと思います。
宮崎台KITCHEN HOUSEの教室レシピは子どもがこねやすい生地の大きさです。
子どもの両手でこねるのにちょうどいい小麦粉の量を、一回のレシピにしてあります。
パン生地が乾燥しないように、気を付けることもありますが、子どもたちに回数を決めてママと交互に作業してパン生地をこねて仕上げてみてください。
手でこねる作業はパン生地がどんなふうに変わっていくかたくさんの発見があります。
モチモチの生地にこねあがっていく過程をぜひ、親子で体験してみてください。
材料 うさぎパン2個 (試食分の生地を含む)
強力粉・・・80グラム
イースト・・・小さじ1
さとう・・・大さじ1
たまご・・・小さじ2
しお・・・小さじ1/4
バター・・・10グラム
ぬるま湯・・・40㏄
チョコチップ・・・4個
ココアクッキー(口の部分 作りやすい量)
バター・・・20グラム
さとう・・30グラム
たまご・・・小さじ3
薄力粉・・・50グラム
ココア・・・15グラム
準備
たまごはよくとき、室温にもどしておく。
バターは冷蔵庫からだしやわかくしておく。
ぬるま湯は42℃くらいにしておく。
1 ボウルにうさぎパンの材料を入れる。イーストとさとうはとなりにおき、その他のたまご、
しお、バターはイーストとさとうと離してボウルに配置する。
2 イーストとさとうめがけて、ぬるま湯をかけ、ゴムベラで混ぜ、さらに全体を混ぜてひとつのかたまりにする。
3 台の上に生地をだし、手でこねる。もちもちして表面がつるつるになるまでこねよう!
4 丸めなおしをし、ボウルにいれ、ラップをして発酵機能のオーブンで40℃でおよそ25分~発酵させる。
ふんわり膨らむまで発酵させる。
5 発酵が終わったら、まんまるに膨らんだ生地にパンチしてガス抜きをする。
6 スケッパーを使い、2等分し、1つの生地から耳の生地10グラム、10グラム両耳分を分ける。
残りの生地から40グラム顔の部分に分ける。
7 同様にもうひとつの生地も分けそれぞれ丸めなおしして、ぬれふきんをかけ5分休ませる。
(丸めなおしをするときは、パン生地をさわりすぎないようにママが担当し子どもにぬれふきんをかける担当をおすすめします)
8 クッキングシートの上にうさぎの顔、耳を置き、顔と耳が重なるところは耳を下に入れこむ。
9 チョコチップで目を置き、ココアクッキーの口と鼻をのせ、40℃機能のオーブンでおよそ15分発酵させる。
10 発酵が終わったら、ときたまごを刷毛でぬり予熱をいれたオーブンで約10分焼く。
うさぎさんの口と鼻でつかったココアクッキー生地のつくりかた
1 薄力粉とココアをあわせてふるう。
2 ボウルにバターをいれ泡だて器でほぐし、さとうを入れまぜる。
3 たまごを加えてまぜる。ふるった粉をいれ、ゴムベラで切りまぜる。
4 ラップでひとかたまりになるようにラップでつつみ、冷蔵庫でひやす。
5 手でクッキー生地を棒状にし、口の形にして最後に鼻をおく。
パン生地をこねるのに慣れてきたら、いろんな形にアレンジも楽しいです。
こちらのぞうさんパンはうさぎパンと同じ材料で形を変えただけです。
パン生地の発酵時間を使って、どんなパンにしたいかお絵かきしながら考えるのも子どもの想像力を育みます。
三歳の息子と初めてパンを作ったときは、発酵時間が待てず、大泣きになってしまった思い出があります。
生地をこねたらすぐに出来上がると思っていたようです。「パン生地さん、少しお昼寝させてあげようね」と
大泣きの息子に言いきかせました。
いっしょにどんなパンにしようか絵を描いて、パン生地が膨らむまで待ったのも今ではいい思い出です。
ぜひみなさまも親子でパン作りしてみてくださいね。
宮崎台KITCHEN HOUSEのご案内
食を通じて作るたのしさだけでなく 食べることの大切さを
学ぶ 子どもたちのための料理教室です。
キッズクラスでは毎月、食材の勉強の時間を行っています。
毎月のメニュー、スケジュール レッスン日程は
ブログ記事にて お知らせさせて頂きます。
次回レッスンは9/25(日)
10:30
現在、大人・親子クラス(乳幼児連れのママも参加可
不定期開催)と キッズクラス(幼児~男女対象 毎月開催)があります。
通いやすい一日単発レッスン
依田 抄智子 【子ども・親子料理教室「宮崎台KITCHEN HOUSE」主宰 幼児食アドバイザー】
記事テーマ
ママといっしょにクッキングと題して、親子で身近なお料理を通して食の大切さ、食卓を囲む大切さを感じてみませんか?毎日子育てに忙しいママだからこそ、親子でいっしょにできる簡単メニューのご紹介。親子でいっしょに食を育みましょう。ママの笑顔でおいしさも倍増しますよ。