ここで使用するのは、普段使いにちょうどいいランク(100g1000円以下)の「深蒸し煎茶」です。
浸出時間が短いので、お子様も飽きずに待つことができます。
お子様と「10」数える場面がありますが、実際の浸出時間は長くても30秒ほどです。
お子様のペースでゆっくり丁寧な動作が入ることを考えて、10秒+20秒くらいかかると予測しました。
小さいサイズの急須やお湯呑みを使うため、お茶の量やお湯の量も通常より少な目となっています。
お湯呑みを持ったとき、お湯呑み全体が熱くならないよう、お湯は少なめにしています。
お子様がお茶を飲むことも考えて、少し薄めの味になるような分量にしています。
お湯を扱う際は、保護者の方がサポートしてください。
最初はドキドキするかもしれません。
保護者の方が手を添えて、サポートしてあげてください。
慣れてくると一人でできることも増えてきます。
一人でお茶をいれられた満足感と達成感を味わうことができます。
「ママのために」「パパのために」という気持ちで頑張ったお子様を褒めてあげてください。
小さいお子様は味見程度で、小学生以上は味が気に入ったら飲んでください。
深蒸し煎茶もカフェインが含まれていますので、飲みすぎにはご注意ください。
2煎目、3煎目のいれ方もご紹介します。
① あいているお湯呑みやマグカップに1人分約60mlのお湯を人数分入れます。
② 急須に①を入れます。
③ すぐにお湯呑みに注ぎます。
3煎目くらいまでは、おいしく飲めます。
それ以上はお好みでどうぞ。
親子でゆったりと日本茶を楽しんでみてください。
香りが広がり、リラックスできますよ。
おいしいお茶がはいったところで、次回は煎茶にぴったりの「和菓子」についてご紹介します。
横浜・川崎の日本茶講座『和茶』では、日本茶インストラクターが抹茶・煎茶・玉露など、気軽なスタイルで日本茶の文化を暮らしに取り入れるご提案をしています。
「親子日本茶教室」や、日本茶の基礎から応用まで楽しみながら学べる「日本茶講座」を自宅や出張レッスンで多数開催しております。お子様連れ歓迎の日程もあります。
詳しくは、講師のブログをご覧ください。
酒井 知子 【日本茶インストラクター】
記事テーマ
親子で日本茶ライフを楽しんでみませんか?お茶を飲むだけでなく、見て触って香りを嗅いで、子ども達は五感で楽しむことがでます。2歳から茶筅を握り3歳からはmy急須でお茶をいれる娘との日本茶ライフの中から、親子で楽しめるアイディアをご紹介します。茶葉の選び方やお茶のいれ方など日本茶インストラクターならではのコツやポイントも交えてお伝えします。