抹茶を使ったお菓子作りも親子で楽しめます。
抹茶を使うと色鮮やかな香りのよいお菓子が作れます。
手軽に作れるものの例として、抹茶クッキー、抹茶スコーン、抹茶入りホットケーキなどです。
ホットケーキミックスを使うと手軽な反面、ホットケーキミックスに含まれる香料に抹茶の香りが負けてしまうので、香料の入っていないものを使うか、もしくは小麦粉・砂糖・ベーキングパウダーなどを混ぜて作るのが良いでしょう。
小麦粉を使ったスイーツの場合、抹茶の量が小麦粉の10分の1程度の量ですとかなり濃い味になります。
大人には美味しく感じるかもしれませんが、お子様には不向きかもしれません。
抹茶の量はまずは少量(小麦粉の20分の1以下の量)、抹茶がほんのり香るくらいで作ってみてはいかがでしょうか。
材料を混ぜたりこねたりしている間にも抹茶の香りが漂って、香りも親子で楽しめますよ。
(抹茶スコーン 生クリーム&小豆のせ)
抹茶はカフェインが多いので、カフェインを控えている方や小さなお子様には低カフェインのほうじ茶を使ったデザートもおすすめです。
夏にはほうじ茶寒天、ほうじ茶ゼリーも爽やかでおいしいです。
ほうじ茶の香りを活かした作り方をご紹介します。
粉末寒天を使ったレシピですが、お湯の量などを調整していただければゼラチンなどを使ったゼリーにも応用できます。その場合はゼラチンなどのゼリーの作り方に沿ってお作り下さい。
【爽やか ほうじ茶寒天】
<材料>
・粉末寒天 4g
・水 600ml
・砂糖 40g(甘さはお好みで)
・ほうじ茶の茶葉 約10g
<作り方>
①鍋に水600mlと粉末寒天を入れ、火にかけてかき混ぜながら煮溶かします。
②沸騰させて2分ほどかき混ぜ、砂糖を加えて煮溶かし火を止めます。
③ほうじ茶の茶葉を入れてそのまま2分ほど置きます。
④茶漉しで濾してから、型に入れて冷やし固めます。
ゼラチンなどを使う場合でも、ほうじ茶の茶葉は火を止めてから最後に加えてください。
こうすることで香りが閉じ込められます。
煮出すと香りがどんどん飛んでしまう上に、苦渋味が出すぎたり濃くなりすぎたりするのでご注意ください。
ぜひ親子で日本茶を使ったスイーツも楽しんでみてください。
次回は、「夏休みの自由研究に日本茶はいかが?」です。
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横浜・川崎の日本茶講座『和茶』では
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気軽なスタイルで日本茶の文化を暮らしに取り入れるご提案をしています。
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酒井 知子 【日本茶インストラクター】
記事テーマ
親子で日本茶ライフを楽しんでみませんか?お茶を飲むだけでなく、見て触って香りを嗅いで、子ども達は五感で楽しむことがでます。2歳から茶筅を握り3歳からはmy急須でお茶をいれる娘との日本茶ライフの中から、親子で楽しめるアイディアをご紹介します。茶葉の選び方やお茶のいれ方など日本茶インストラクターならではのコツやポイントも交えてお伝えします。