1年生の教科書「いくつといくつ」の中に適した問題がたくさんあるので参考にしてください。「さんすうせっと」のブロックまたは、おはじきを用意してください。なければブロックのかわりにキャンディ―などでOKです。
ブロックを5個用意します。5は1となにでできているかという問題です。
1. ブロックの数を数えます。○の数もかぞえます。どちらも同じであることを確認します。
2.○をひとつ塗りつぶします。塗りつぶした上に同じかずのブロックをおきます。
3.塗っていない〇のかずをかぞえます。別の色で塗りつぶします。そのうえに、おなじかずのブロックをおきます。
4.〇のかずとブロックのかずをかぞえます。最後に、全部のブロックのかずと〇のかずをかぞえ、どちらも5であることを確認します。
ブロックを12個用意します。
1.7+5をブロックで計算しましょう。
2.上のだんに7個ならべます。 下のだんに5個ならべます。上のだんのブロックがあといくつで10になるか、10の分解を思いだしながらかぞえましょう。10は7と3です。あと3こで10になることがわかります。
3.下のだんのブロックから3つ上の段に移動させますが、その際にすぐに移動させず、いったん5を3と2に分解します。
4.下の段のブロックを上に移動します。
10と2をたすと12になります。「12」と声にだして数字を書くと理解がいっそう深まります。
また、今回はブロックを横に並べましたが、縦に積むという方法もOKです。いろいろな学習方法を楽しんでみてください。
☆幼児を対象にした「かず・かたちくらぶ」では、遊びながらさんすうに必要なかずの概念やかたちの概念を学びます。
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渡辺 貴子 【幼児さんすうインストラクター】
記事テーマ
算数につまづく理由に「基本的な数やかたちの概念が身についていない」ということがあります。つまづくと苦手意識がでやすいのが算数ですが、問題解決力を育成できるのも、「わかった!」「できた!」という達成感を味わうことができるのも算数です。幼児期に身につけておきたい算数、低学年でつまづきそうになったらすぐに家庭でできる算数勉強法をお話します。