小学校では1年生に2時間、2年生2時間、時計と時間の授業があります。
3年生では時間の計算と「1時間=60分」「1分=60秒」といった時間の量感について学びます。
授業時間は3,4時間。
学習時間はぜんぶで8時間ほどです。
たし算やひき算、かけ算などの計算問題に比べると割り当てられた授業時間はとても少なく感じます。
となると、家庭でのフォローがとても大切なのがわかりますよね。
本物のアナログ時計に触れる前に、さんすうせっとの時計をためしてみてはどうでしょうか。
さんすうせっとの時計なら小さいお子さまも簡単にあつかえます。
はじめてふれるときは、まず、針がどっちにむきに動くか教えてあげましょう。
そう、時計は右回りですね。
長い針を一周回すと、短い針がひとつ進みます。
ふたつの針は追いついたり抜かれたりを繰り返し、まるで追いかけっこしているように動きます。
この動きに、子どもたちは不思議なおもしろさを感じます。
針の動きを楽しむだけで十分。
大切なのはこの体感です。
もしも、ママがいてもたってもいられなくなったら、
「長い針が一周したら、短い針はどうなった?」と聞くのもいいでしょう。
すると、得意げな顔で「短い針がすすんだよ!」と教えてくれるかもしれません。
デジタル時計が普及されてから隅っこに追いやられていたアナログ時計ですが、最近見直されるようになりました。
家庭にひとつアナログ時計があるだけで、時計の見方や時間の量感、時計や時間への理解につながるからです。
もしも、おうちになかったら、入園・入学お祝いのプレゼントは「目覚まし時計」がいいかもしれませんね。
幼児期から1年生にかけての時計の学習は生活習慣からはじめるのが一番。
夜寝る前に、目覚まし時計のアラームをセットしてあげましょう。
7時30分や、8時30分といった時間より、7時、8時といったちょうどの時間がおすすめです。
そして、折りにふれ、
「12時になったからお昼ごはんにしようか。」
「3時になったからおやつの時間だね。」と声をかけ、時計を見る習慣をつけてあげてくださいね。
☆歌劇の街・宝塚で幼児・小学生・中学生を対象にした学習塾を開いています。
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渡辺 貴子 【幼児さんすうインストラクター】
記事テーマ
算数につまづく理由に「基本的な数やかたちの概念が身についていない」ということがあります。つまづくと苦手意識がでやすいのが算数ですが、問題解決力を育成できるのも、「わかった!」「できた!」という達成感を味わうことができるのも算数です。幼児期に身につけておきたい算数、低学年でつまづきそうになったらすぐに家庭でできる算数勉強法をお話します。