息子の足と娘の足。
息子の足は娘に比べあまり反っていないように感じると思います。 しかし足指として良い方は、柔らかい娘の指ではなく息子の方の指です。
柔軟性に富んでいる娘の関節。
良いようでもあり、悪いコトもあります。
足の指が柔らかく下の写真のように反り返ってしまう子どもは、足指の力が弱く踏ん張りもききにくい!!
かたい関節は、ストレッチなどを繰り返すことで柔軟性を増すことは可能です。しかし、ゆるい関節はかたくすることが出来ません。関節周辺の筋力を増やし、その関節をサポートさせなくてはならないのです。
※この写真のでは90度くらいの屈曲ですが、もっとそっくり返ってしまうお子様もいます。
指を下に押し付ける力が弱いため、立った時足の指が浮いている【浮き足】となることも
関節の柔軟性は加齢に伴う健康管理にはとても大切な事です。しかし、過ぎる場合は要チェックとなります。
足の指が柔らかすぎる子どもは、踏ん張りが効かず転倒しやすかったり怪我しやすかったりすることも。
成長痛のお子様やシンスプリント(スネに痛みが発生する症状)になる子など、足の指の力が弱いとも言われます。
お子様も足の指、ちょっとチェックしてみませんか?
すべての怪我の予防に。そして健康に。
ママは外反母趾のチェックなどに足の指の柔らかさを確認してみてください。
光永 雅代 【柔道整復師】
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子どもがケガをしてしまった。もしくはケガもしていないのに痛みを訴えたら、ドキっとしますよね。そんな時の対処法やケア方法を、プロの視点から、そして2児のママの目線でお伝えしていきます。