【鼻が詰まって眠れない!】
【鼻水が止まらない!】
この時期は、このような症状で悩まれている方が多いのではないでしょうか。
花粉症やアレルギー以外の鼻水の原因として
1 寒さや寒暖の差
2 風邪などのウィルス
3 自律神経の乱れ などがあります。
ネット検索するとよく出ている鼻水・鼻詰まりの解消法。
【作戦 1】 口腔内や喉の乾燥を抑制する
水を口に含み数分間待機。その後飲み込む。欠点は、水を用意しなくてはならないこと。
【作戦 2】 ツボを押す(ツボ押しは下から上へ押し上げるように行うと良いそうです)
晴明→ 鼻の付け根の両脇
迎香→ 小鼻の左右の膨らみ
鼻道→ 迎香の少し上
この欠点は、ツボが良く分からないこと。
【作戦 3】鼻の付け根を温める
欠点は、温める物を用意しなくてはならないこと。
【作戦 4】詰まっている側と逆の脇の下にペットボトルを挟む(右鼻ならば左側の脇の下)
脇の下には自律神経が集中しているため、圧迫することで鼻粘膜からの鼻水分泌を抑制するそうです。欠点は、そんな都合よくペットボトルを持っていないこと!?
これら全て試してみたところ、一様に効果はあったような気がしました。
どれも簡単な方法なのですが、鼻づまりが多く起こるといわれる入眠時に行うのはちょっと大変!
次はお布団の中でも簡単にできる、骨格のプロの視点で考えるケア方法を紹介したいと思います。
【子どもも出来る鼻づまり解消法 1】
鼻水が詰まっていると感じる側の腕をぐるぐる回す!
腕を回すことにより上肢帯が動き、鎖骨下や脇の下の血流が良くする作戦!
【ママと一緒に出来る解消法 1】
ママのこぶしを、子どもの鼻が詰まっているのと反対側に入れる!
ペットボトルを脇に挟む作戦の応用版です。ママもこぶしなら、すぐに用意をできますよね♪
【ママと一緒に出来る鼻づまり解消法 2】
口の中から上顎骨に指を当て、顎を引く。それにより下鼻介に刺激を加える作戦です!
【ママと一緒に出来る鼻づまり解消法 3】
仰向けに寝かした状態で、眉間(眉毛と眉毛の間)に指を当て軽く上方へ引き上げる
就学児くらいになると、下の写真に自分でもケアが出来ます。
↓
鼻は副交感神経優位の時に詰まったりしやすくなるようです。皮膚を軽く上方に引き上げることで、上・中鼻介に刺激を与える交感神経に働きかける作戦です。
実は、入眠時も副交感神経優位の状態になっています。そのため、鼻が詰まりやすくなるのかもしれませんね!
骨格の視点から考えた鼻水・鼻づまりの解消法。いかがでしたか?
鼻が詰まっていると、大人でもなかなかなおす事が出来ずイライラすることありますよね。子どもなら尚更です。眠気と眠れないイライラでグズるお子様も多いのではないのでしょうか。
【まとめ】
①、鼻をかんでも鼻づまりは治らない。鼻水・鼻づまりを解消させる方法は別にある
②、乾燥の抑制は予防につながる
③、鼻水・鼻づまりは自律神経が関係をする
④、鼻づまりは入眠時に好発する
⑤、入眠時でもできる鼻づまりケア方法は、簡単で子どもにもできちゃう♪
2回に分けてお話をした鼻水・鼻づまりについて。いかがでしたか? 効果に関しては様々です。娘は【ママと一緒に出来る鼻づまり解消法3】がお気に入りでした。息子は、腕回しがお気に入り。
今回紹介をしたケア方法はとても簡単です。良かったら「眠くても鼻づまりで眠れない」そんな夜にお試しください。
※私が紹介をしたのはあくまで対処法です。長引く時などは必ず専門医に相談ください。
光永 雅代 【柔道整復師】
記事テーマ
子どもがケガをしてしまった。もしくはケガもしていないのに痛みを訴えたら、ドキっとしますよね。そんな時の対処法やケア方法を、プロの視点から、そして2児のママの目線でお伝えしていきます。