前回は、お小遣いをそろそろと思っているご家庭でできるお小遣い教育についてお伝えさせていただきました。
しかし、いざ子どもに渡すときにさあどうやって渡せばいいのかと悩んでしまうものです。
今回は渡し方3のパターンをご紹介させていただきます。
①定額制 毎月決められた一定額を渡す。
②報酬制 毎月一定額ではなく、お手伝いをした分だけ渡す。例えば、「ゴミ出し1回10円、新聞取り1回10円」など金額を決めておく。
③定額と報酬のミックス制 上記①と②の組み合わせ。
①定額制
メリット 毎月定額のため子どもが使い道の計画をたてやすい
デメリット お手伝いをしなくても定額をもらえるので労働の対価としてのお小遣い教育はやりにくい
②報酬制
メリット 毎月定額ではないためお手伝いを自らすすんでやる気にさせることができる
デメリット お手伝い=お小遣いの認識になるためお小遣いをもらえないことは手伝いたがらない
実際に渡した後に一番気になるところはお金に関するトラブルです。
そう思うとついつい渡す時期を逃してしまいがちになりますね。
もちろん、お金を持って外にでればいろいろなことがあります。
友だち間でお金の貸し借りはしない。何か問題が起こったらすぐに親に報告をすること。一人で抱えこまない。
大きなトラブルを防ぐために大切なことは、こういったことをご家庭の会話のなかで何度となく伝えておくことです。
そうすることで子どもは安心し親にきちんと報告してくれるようになるでしょう。
お小遣いをもらっても全く使わずに貯金ばかりというのはもらった楽しみがありません。
使う喜びを是非知ってもらいたいですね。そのためには自分のために買う・誰かにプレゼントを買うなど計画をたてるように言ってみましょう。
自分のお小遣いを上手に使える子どもは自立心が芽生え、将来自分が労働で得たお金のやりくりも上手になります。
そして借金などのトラブルにも巻き込まれることがなくなります。
さあ皆さんも「子どもを伸ばすお小遣い教育」をお子さんと一緒にやってみてはいかがでしょうか?
とても楽しいですよ!
湘南 茅ヶ崎にてポーセラーツ・ポーセリンアート教室 STUDIO HIRO を主宰しています。
親子deポーセラーツ・シーズンレッスンなども開催。
湘南の地で楽しくレッスンしています。是非遊びにきてくださいね!
ブログはこちら→http://ameblo.jp/tea-flower-studiohiro/
ファイナンシャルプランナーを取得してからはキッズマネーステーションに所属。
親子でできるマネー教育の情報はキッズマネーステーションから →http://www.1kinsenkyouiku.com/
湊 啓美 【ポーセラーツインストラクター】
記事テーマ
日々の暮らしの中で、目にする機会が多い食器や小物・アクセサリー。これらを自分好みの柄で自由に作ることができると楽しい気分になりませんか?ポーセラーツ作品は日常使いができ、しかもクオリティーが高いというのが特徴。そんな暮らしを豊かにするポーセラーツの魅力をお届けします。