子どもも大好き、ハンバーガー。
沖縄は米軍基地があることもあってか、ハンバーガー専門店が基地周辺にちらほら。ハンバーガー専門店といっても、1つ200円300円とかのファーストフードとは違いますよ。単品でも800円オーバーの本格的なハンバーガー、グルメバーガーです。
沖縄には沖縄ならではのファーストフード「A&W」というハンバーガー屋さんもあるのですが、今回はファーストフードではない、沖縄のグルメバーガーの世界をご紹介。子どもだけじゃなく、グルメな大人もきっと満足できるはず。
沖縄のグルメバーガーで一番有名なのは、北谷にあるゴーディーズ。アメリカンビレッジや基地も近いので、お客さんには外人さんも多くて、店内に入ると外国かと思わせる雰囲気。
ハンバーガーはレタスにトマト、そしてスパイスのきいた粗挽き肉の自家製パティ。アゴが外れそうな高さだけど、ここはぐっと手のひらでつぶして、バーガー袋に入れてがぶっとかぶりつきましょう。ハンバーガーが美味しいのは言うまでもなく、添えてあるポテトがまた絶品。すごくカリっとこんがり揚がっていて、なかなか家では作れない美味しさ。
屋根付きのテラス席もあるから、歩き盛りでじっとできない子どもはテラス席がおすすめ。小さめハンバーガーのキッズメニューや、子ども用の食器もあるし、少しだけどおもちゃも置いてあります。カジュアルな雰囲気なので、子連れも気軽に入れますよ。
去年は嘉手納にも姉妹店「GORDIE'S OLD HOUSE」がオープン。こちらは少し落ち着いたインテリアで雰囲気こそ違えど、ハンバーガーのおいしさは変わらず。
どちらもモーニング営業していて、朝はエッグベネディクトやオムレツなどのメニューが楽しめます。ホテルの朝食を付けないで朝食を外で食べるのも旅に変化を与えてくれますよ。
名護にある有名店はキャプテンカンガルー。
こちらはボリュームがすごい。スタンダードなのがスペシャルバーガーで、これはバンズにレタス、トマト、パティ、チーズが重なってこのボリューム。
わたしはまだ未挑戦だけど、スパーキーバーガーが最強のツワモノ。フライドオニオンが高さを出していて、20cm以上を超えるんじゃないのかというサイズ。すごいボリュームすぎて、ぐぐっとつぶしてバーガー袋に入れてもまだまだがぶりといけないくらい。でもそこはグルメバーガーの宿命で、恥ずかしがらずに大きな口をあけてがぶっといってくださいね。
ダブルバーガー系もパティが2枚でボリュームたっぷり、高さもすごい。写真映えしすぎるハンバーガーです。
(このバーガーたちの写真を持ち合わせてなくて残念すぎます・・・)
大きめソファもありますので、寝返りしない赤ちゃんをソファに置きながらごはんをゆっくり楽しめます。
最後のお店はまだそこまで知られていないこれから人気のでそうなお店、本部町にある「ととらべべ」です。「とと」はお父さんのこと、「べべ」は子どものこと。親が子どもを愛情かけて育てるように、ハンバーガーを手間暇かけて、愛情かけて作っていくという想いをこめているようです。
ととらべべはハンバーガー屋さんには珍しく、小上がりの座敷があります。しかもバンボまで完備!なので赤ちゃんをごろんとさせることもできるし、バンボに座らせて離乳食をあげることもできるというママにうれしい店づくり。
ハンバーガーは地元ブランド牛「もとぶ牛」を使ったハンバーガーや、自家製燻製ベーコンが厚切りで入っているスペシャルバーガーがおすすめ。
こちらはチェダーチーズがとろーりとあふれるチーズバーガー。ととらべべは毎朝焼き上げる自家製バンズがもっちりめでとっても美味しいんです。
こちらも例外なく高さがあるハンバーガーなので、はじめはこの状態で運ばれます。
自分で積み上げて、ぎゅっと手のひらで押して、バーガー袋にイン。はずれそうなアゴをもうひとふんばりぐっと押し開けて、大きな口でがぶりと楽しみましょう。
南部、中部から美ら海水族館に行く途中に通る道路から一本入ったところにあるので、美ら海水族館帰りのランチにもおすすめです。
沖縄旅行に来たんだから、沖縄料理食べなくっちゃ!と思いがちですが、ラフテーとか沖縄そばとか以外にも、沖縄らしい食べ物がいろいろあります。今回ご紹介したグルメバーガーもひとつ、他にはタコスやタコライス、島野菜を使ったイタリアン、あぐー豚のしゃぶしゃぶなんかもおすすめ。
観光地沖縄は子連れOKの飲食店が多いので、ぜひいろんなお店でいろんな沖縄の味を楽しんでくださいね。
島村 麻美 【子連れ沖縄旅行アドバイザー】
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