真夏の沖縄はもちろん暑いのですが、東京や大阪などの都市部の方が気温は高いことが多いのです。都市部では35℃になることも多いですが、意外にも沖縄はそこまではなかなかいきません。1年の中で25℃を超える日はとっても多く、海開きのされる4月頃から、去年なんかは12月でも25℃近くの日もあったほど。真夏に行かなくても、春も秋も南国を感じられるのが沖縄です。
そして沖縄の真夏に注意したいのは、気温じゃなくて、日差し。気温こそ30℃ちょっとでも、日差しがジリジリと肌にダメージを与えます。大人でもしんどい程なので、幼児や赤ちゃんはもっと気を付けてあげて。日焼け止めはしっかり塗って、12~15時くらいの日差しが一番強い時間帯には、なるべく日陰で過ごせるようにプランをしましょう。
夏が沖縄のハイシーズンではあるけれど、実は台風シーズンでもあります。8月末~9月は特に台風の接近、上陸が多い季節。台風が上陸しなくても、接近してくると波が高くなるので、ビーチは遊泳禁止になるし、離島へ渡る橋は通行止めになったりもします。また、風邪が強いとフライトに影響も出るので、沖縄行きの飛行機が欠航になったり、滞在中に接近すると帰りの飛行機が欠航して予定通り帰れないという事態にもなります。
もちろん、台風シーズンとはいえど、毎週必ず台風がくる、というわけではないです。ただ、年によってはそれくらい頻繁に台風が接近することもあるので、この時期は台風がきても仕方ないという覚悟をすることも必要です。
沖縄というと7~9月のイメージが強いと思いますが、実は春や秋もおすすめの時期。もちろん冬には冬の楽しみ方もあります。南国沖縄のイルミネーションなんていうのも一味違うし、2~3月はやちむん市が開催される時期なので、イベントに合わせて旅程を組むのもおすすめ。真冬でも長袖に羽織物とストール、程度で過ごせる沖縄なので、海遊びにこだわらない人はぜひ冬の沖縄にも挑戦してみて。
島村 麻美 【子連れ沖縄旅行アドバイザー】
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