沖縄のビーチはどこも本当に美しくて、白い砂浜がとってもキレイ。でも、だからといって、サンダルなしで砂浜を歩くのはちょっとつらいのです。なぜなら、サンゴや貝などの漂流物が意外と多いから。
監視員がついているような整備されたビーチなら、生活ゴミとかがその辺にバラバラ落ちているということはほぼありません。でも、漂流物はたくさんあります。大人でも踏むと痛いサンゴや貝殻は、子どもだって踏んだら痛がります。我が家の息子は、砂浜を歩くと痛いからと言って、いつも砂浜では抱っこさせられます・・・。かといって、サンダルを履かせると、サラサラの砂が災いして、歩くたびにサンダルの中へ入ってしまい、それも気持ち悪いらしい。
我が家のように子どもが嫌がらなくても、踏んだら危ない漂流物もありますので、子どもと砂浜を歩くときは気を付けてあげてくださいね。
でも時々、こんなカワイイ宝物も発見できるのが沖縄の海の楽しいところ。これは「シー玉」と呼ばれていて、ビー玉が漂流してちょっとくすんでザラザラになったもの。
リゾートホテルに隣接したビーチなどは、たいていネットが張られています。「せっかくのきれいな海なのに、人工的なネットがあるとちょっと雰囲気がなぁ~。」と以前は私も思っていました。でも、このネットとっても大事。
このネットは、沖に行き過ぎるのを防ぐためだけではなく、クラゲ防護の役目も果たしているのです。沖縄に生息している「ハブクラゲ」は、死亡例もあるほど、刺されると危険なクラゲ。注意したいのが、浅瀬にもいる、という点です。クラゲは透明で見えにくいので、そばにいてもなかなか気づけません。なので、ネットがない天然ビーチなどで泳ぐのはちょっと危険。子どもは体が小さい分、刺された時に重篤化する危険も高いのです。
子どもと海に入る時は、必ずクラゲ防護ネットが張ってあり、監視員がいるビーチを選びましょう。
島村 麻美 【子連れ沖縄旅行アドバイザー】
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