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なるべく安く沖縄旅行したい!子連れでもLCCは大丈夫?/2015年11月

子連れでも大丈夫!片道5000円以下も可能なLCC
乗ったことがないとちょっと不安の飛行機LCC(ローコストキャリア)。節約したい身軽な若者にはいいけど、子連れにはちょっと・・・と思っている方も少なくないでしょう。でも、LCCに乗って沖縄に行く子連れファミリーもたくさんいます。実際わたしはPeachで関西空港~那覇空港間を行き来しましたが、思ったより小さな子連れも多かったし、意外なことにそんなに窮屈でもありませんでした。
 
ということで、まずは子連れ沖縄旅行で「大手航空会社」と「LCC」で行く場合、それぞれのメリットデメリットを見てみましょう。
 
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大手航空会社とLCCのメリット/デメリット比較
【大手航空会社】ANAやJALなど
 
◎予約時、チェックイン、搭乗、機内、すべてフルサービス
◎空港でベビーカーレンタルサービスや、機内でお子様プレゼント等がある
◎バシネット搭載の飛行機がある
◎3歳未満は座席なしなら無料
◎LCCより通路や前席との距離が広々している
 
▲LCCに比べると割高
▲急な予約だと割高な料金でしか取れない
▲トップシーズンは2ヵ月以上前の予約でも割高感あり
 
 
【LCC】PeachやJetstarなど
 
◎大手航空会社より割安な場合が多い
◎キャンペーン料金で格安で行ける場合がある
◎トップシーズンでも2ヵ月以上前の空席が多い時期なら割安で予約がとれる
◎乗り降りにタラップ階段を使うので、間近で飛行機が見られる
◎大阪府泉佐野市へのふるさと納税でもらえるピーチポイントでPeachに乗れる
 
▲2歳から席確保のために料金がかかる
▲3列×3列で通路が狭いので機内の移動は窮屈に感じる
▲座席指定や預け荷物が有料(ベビーカーは預け入れ無料)
▲手荷物にも重量と個数制限が大手より厳しく、課金が割高
▲一度予約したら、便の変更やキャンセルでの払い戻しはできない
※ただし、予約商品によっては手数料支払いの上、変更やキャンセルの払い戻しができる
▲出発ゲートや到着ゲートが遠く、バスや徒歩での移動が長い
▲夕方~夜の便になるほど、それまでの遅延が影響して遅延や欠航が出やすい
ご家族の希望や優先順位によって選択を!
こうやって比較してみると、やっぱりANAやJALの方が安心要素が多いです。LCCの良さは、何といっても値段の安さ。
 
わたしがはじめてLCCで沖縄に行ったのは、息子が3歳ちょっとの時。今までは席を取らずに飛行機に乗っていたので、席を確保したPeachでの空の旅は逆にとっても快適でした。しかも、意外に子連れファミリーも多かったのでひと安心。やっぱり機内で子どもと快適に過ごすために大事なのは、まず「スぺースの確保」だと実感したLCCの初搭乗でした。
 
とはいえ、乗りなれているANAやJALの安心感や手厚さは捨てがたい・・・。我が家も時期や予算に応じて使い分けています。トップシーズンの沖縄旅行に割高感を感じているご家族や、子どもが3歳を超えて飛行機代がどっちにしろかかってしまうというご家族は、LCCの活用も検討してみてもいいかも。
おまけのはなし:那覇空港のLCCターミナルで注意したいこと
バニラエアやPeachで那覇空港に到着すると、那覇空港LCCターミナルに着きます。飛行機から徒歩で降りて、手荷物をもらう。この手荷物をもらうところが簡素すぎて初めての人はちょっと驚きがあるかも。なんとベルトコンベアではなく、人が手で持って奥から荷物を出すという、なんともアナログな感じ。初めて見た時に私は思わず笑いました。
 
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飛行機を降りてから荷物返却場所までは歩いて1分くらいの近い距離。その間にトイレもありなのでここまではスムーズ。ちなみにベビーカーが一番初めに出してもらえます。そして、荷物を受け取ったら連絡バス(無料)に乗って、メインターミナル(第一ターミナル)に移動。
 
が、ここがLCCで那覇に行く時の一番の注意点、というか問題点。バスがなかなか来ない!全然来ない!ということ。
 
連絡バスは10分間隔だけど、飛行機1台に乗ってきた人々全員がそのバス1台にもちろん乗り切るわけもない。大きなスーツケースやベビーカー持ってる人も多いし、なかなかバスに乗れないです。たぶんPeach1機に満員で乗ってた人々をさばくのに、バス3~4台はかかると思います。つまり、30分待ちなんてザラにあるということ。ちょっとした売店とかはあるけど、あまり時間潰しにはなりません。
 
ここで時間を無駄に取られないためのポイントを伝授!
 
1. 手荷物を預けない
手荷物を預けると、なかなか返却場所で出てこなくて、その間にどんどんバスの行列が伸びます。ベビーカーだけならすぐに出てくるから、預け荷物さえなければ、1台目のバスに乗って早々にLCCターミナルを出発することは可能です。
 
「でも、荷物を預けないなんて量的に無理!」
 
という人におすすめするのは、前もって荷物を1泊目のホテルに送っておくという技です。これで預け荷物を受け取る時間が短縮できるから、バス待ちの時間を減らせます。
 
2.荷物を待ってる間に先にバス待ちの列に並んでてもらう
同行者がいれば、荷物は1人が受け取って、もう一人はバス待ちの列に並んでおきましょう。もし荷物係りが列に合流する前に順番が来たら、後ろの人に譲ればいいだけです。
 
3.どちらもできない人は、荷物を受け取ったら1人でも多く抜かして小走りでバス待ち列へ!
バスにはギリギリまで人が乗ります。なので、1組2組の差で乗り切れず、次のバスを10分近く待つハメになることも。
なので、ここは(安全第一を忘れずに)少し小走りでなるべく早く列に並びましょう。
 
ちなみに那覇空港LCCターミナルの入口出口はこんな感じ。
 
IMG_3232.jpg
 
 
ANAとかJALに慣れてる人にとっては、殺風景すぎるかもしれませんね。

Information/お知らせ

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またブログでも写真たっぷりめに子連れにやさしい飲食店やちいさなお宿、最新のお土産情報など更新しています◎
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Mama's profile/プロフィール

島村 麻美

島村 麻美 【子連れ沖縄旅行アドバイザー】

記事テーマ

0~3歳と一緒に楽しむ はじめての沖縄旅行

出産してからずっと子育てでてんてこまいのママ。そろそろリフレッシュ旅行したい!という時は沖縄がおすすめ。海外より近くて安い、国内リゾート沖縄は子連れがとっても過ごしやすいんです。子供がいると心配な飛行機や車の移動、はじめての外食、海遊びの注意点、忘れちゃいけない持ち物、など0~3歳の子供と一緒でも楽しめる沖縄旅行のノウハウをご紹介。

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