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沖縄旅行のおみやげといえば、紅芋タルトにちんすこう。空港やみやげ店にならんでいるような定番品は、買うには便利だけど、もらった人も特に喜ぶでもなく、ちょっとつまらない。ママ友や自分用にちょっとこだわりのおみやげを選びたいなら、手仕事ものを探してみよう。食べ物ではなくて、やちむんとか、紅型の雑貨とかだって、おみやげにピッタリ。

ここでは、私が最近注目している手仕事みやげをご紹介します。

最近は空港のみやげ店や、道の駅許田でも見かけるようになった、「島しまかいしゃ」さんの羊毛ワッペン。羊毛フェルトで作り出された沖縄の動物や魚たちは、どれも手作りのぬくもりたっぷり。

カバンに重ね付けしてもいいけど、子どもが洋服にこんなのつけてたらめっちゃカワイイ。ジンベエザメやカクレクマノミ、ヤンバルクイナ、ヤギ、など、どれもちょっととぼけた感じがかわいらしい。ひとつだけなんて選べなくて、まとめ買いして家の一角を動物園にしたいくらい！

でも時々こんな妙なものも・・・

これはミルク様。何者か知りたい人は、「沖縄 ミルク様」でググってみよう。

家具などを作ったあとに残る廃材を再利用し、ペイントをし、あたらしい商品に生まれ変わったのがtoncatiの雑貨たち。

とりブローチはどれも少しずつ形が違い、色や柄もまちまちなので、これまたどれを連れて帰ろうか悩んでしまう。どさっと買って家の壁に布をたらして、そこに飾ってあげたい。

ちょっと大物になるとこんなものも。

私が今狙っているのは壁掛け時計。

どの商品もペイントがひとつずつ違うので、いつ、どんなデザインの商品に出合えるのかはお楽しみ。「これだ！」という組み合わせに出合ったら買い逃さないで。

UTSUWAチャタロウはやちむんのセレクトが好きで、毎回必ず立ち寄るお店。オリジナルの商品から、県内の人気作家さんの作品まで、数多くのうつわやガラスが揃っています。自分用にやちむんを買うのは当たり前なのですが、おみやげにするなら、かさばらずに、割れにくいブローチがおすすめ。

沖縄ではごはん茶碗のことを「マカイ」と呼ぶのですが、このマカイブローチがまたかわいい。どこに着けようか決める前に、ただただ自分のものにしたくなっちゃって購入している私がいます。やちむんはうつわだけでなく、アクセサリーとして使っても、ぽってりしたあたたかみが伝わります。

私にとっておみやげは、旅のついでに惰性で買うものではなくて、わざわざ買いに行く最終目標だったりします。なんとな～く、国際通りや空港で見慣れた沖縄みやげを買うのではなく、わざわざ遠くまで足を運び、工房で作るところを見学し、実際に手に取って比べてみてお気に入りを見つける。その作業が旅の楽しみのひとつなのです。ぜひ、次回の沖縄旅行は、先におみやげを決めて、わざわざ出かけてみてください。ちょっと違った沖縄の楽しみ方が発見できるかも。