沖縄に行ったらはずせないのがエメラルドグリーンが美しく、砂浜も真っ白サラサラなビーチでの海遊び。「初の海遊びだ!」と親はウキウキして子どもを連れて行くも、意外と海に入りたがらない子どもは多いもの。
幼児が海を嫌がる理由は、
・サラサラとはいえど砂浜がザラっとして不快
・動き続ける波がこわい
あたりが多いです。
我が家の長男も、0歳から沖縄に連れて行ってはいますが、3歳頃まではすごくいやがりました。抱っこで波打ち際に連れて行っても、足をちょんとつけただけでギャーーー!と大泣き。3~4歳になると浮き輪でプカプカ浮くのは楽しめるようになりましたが、5歳になった今も、砂浜を歩くのはすごくイヤみたい。裸足だとサンゴや貝殻が痛い。サンダルを履くと歩いているうちにサンダルの中に砂が入って気持ち悪い。なのでいつも砂浜の移動は抱っこです・・・
せっかくの沖縄旅行なのに、海遊びを全然楽しめないなんて・・・とガッカリすることもあります。そんな時におすすめしたいのが、ダム遊び。ダムでどうやって遊ぶの? と思いますよね。沖縄にはあちこちにダムがあって、その下流には川が流れているので、つまりは川遊びができるんです。
ダム遊びのいいところは、
・波がないので子どもも怖がらない
・海より動き(流れ)がゆるいので安全
・浅瀬が多いので幼児もぴちゃぴちゃ遊べる
・浮き輪に乗って上流から下流まで流れて遊べる
です。
砂浜のじゃりじゃりした感じや、波が打ち寄せるのを嫌がる子どもは、川遊びの方がもしかしたら気に入ってくれるかも。海遊びと同じように、水着を着て、浮き輪を持って、レジャーシートをしいて水遊びができます。じゃぶじゃぶ池で遊ぶ感覚ですね。
浅瀬が多い点や、沖に流されない点では海より安全といえますが、あくまで川なので、もちろん危険もあります。
・急に流れが早くなるところがある
・急に深くなるところがある
・石がゴツゴツしている
などが注意すべき点です。
海遊びと同じですが、日差し対策も忘れずに。ダムによっては東屋などの日除けの場所があったりもするので、日陰を上手に利用して遊びましょう。心配なら簡易テントを持っていって、日陰を確保するのが安心です。
沖縄の北部、高速道路を終点の許田まで行った先に、「羽地ダム」があります。その下流広場が我が家はお気に入り。海とは違って、緑に囲まれ、マイナスイオンに包まれ、水がそよそよ流れるのがとっても気持ちいいんです。のんびりしているだけでも癒やされますが、もちろん子どもは思いっきり遊べます。
日陰もあるので、オンシーズンは早めに行って日陰の場所を確保するといいですね。簡易テントやレジャーシートを広げている人もいます。食べ物飲み物を買うなら、到着前にコンビニなどによって買いだしておくのがおすすめ。駐車場は無料なので、出たり入ったりはできますが、子供はなかなか遊びを中断できないもの。必要なものはしっかり準備してから行きましょう。
島村 麻美 【子連れ沖縄旅行アドバイザー】
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出産してからずっと子育てでてんてこまいのママ。そろそろリフレッシュ旅行したい!という時は沖縄がおすすめ。海外より近くて安い、国内リゾート沖縄は子連れがとっても過ごしやすいんです。子供がいると心配な飛行機や車の移動、はじめての外食、海遊びの注意点、忘れちゃいけない持ち物、など0~3歳の子供と一緒でも楽しめる沖縄旅行のノウハウをご紹介。