トピアリーって何だかご存知ですか?
例えば、敷地の広い水族館や動物園、公園などで樹木や低木を刈り込んで動物の形や、丸型や円錐形に形づくられたものを見たことがないでしょうか。
そういった植物の仕立て方のひとつです。
フラワーアレンジメントでもトピアリーは作れます。丸く形づくったり、針金の土台につる性の植物を巻きつけたり、苔で動物の形にしたりという方法があります。
ご自分の好きな形にできるので、作る楽しみがあります。
今回ご紹介する丸いトピアリーは、ほんのひと手間で簡単にできるので、ぜひお試しください。
【用意するもの】
ガーベラ 8本
ゲイラックス 5枚
アイビー 1本
小さい容器 1つ(ブリキやテラコッタの鉢など何でも可)
吸水性スポンジ 一片
ラフィアや麻ひも 15センチほど
1. ガーベラの花首をもって、1本ずつ色んな方向を向かせながら束ねていきます。丸い形を意識して花が同じ方向を向かないようにします。
2.形ができたら、花首(なるべく上の方)をラフィアで結びます。緩いとガーベラが広がってしまうので、きっちり結びます。
3. 容器に入れる吸水性スポンジをカットします。スポンジに挿すのではなく、挟むので、茎が入るスペースをカットしておきます。
今回は、8本もの茎の塊をスポンジに挿すことが、挿しにくく、茎が折れたり曲がったりしないように、挟み込みます。
4. 茎の下も、バラバラにならないようにラフィアでまとめて結びます。ガーベラを入れてから、左右から吸水性スポンジを入れて挟み込みます。
5. ゲーラックスで吸水性スポンジを隠すように挿していきます。
6. ガーベラの茎の根元にアイビーを挿して、茎に絡ませながら花の方に持っていき、花の中にアイビーの先端を入れ込んで出来上がりです。
*ガーベラの花首をまとめて束ね(2の状態)で、細めの花瓶に挿すだけでもいつもと違った飾り方になりお勧めです。
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鈴木 純子 【フローリスト・花教室講師】
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部屋に花があることで、空気が華やかになり、人の気分も変わります。花は癒しだけではなく、私たちにパワーも与えてくれます。家族が過ごす大切な部屋を花で飾り、笑顔で過ごすきっかけのご提案です。お子さんと実際に花に触れ、アレンジメントを作ることで、感触、香り、色を体感し、親しみ、お子さんとの会話を楽しんでください。