リモニウムという花を知っていますか? 名前は知らなくても見たことはあるのではないでしょうか。
生でもカサカサした質感で、そのままドライになっても多少色が退色するくらいでほとんど様子が変わりません。
花言葉の「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」「永久不変」は、乾燥させても色あせないことから来ていると言わせています。
以前はスターチスと呼ばれていましたが、現在では植物学上の呼称変更によりリモニウムと呼ばれるようになりました。
ただ、どうしても今っぽさを感じないお花でもあるように思います。
扱いやすく、色あせないので日常の暮らしの中に取り入れれば身近に楽しめるお花です。
今回はテーブルのセンターや、カウンタ―において楽しめる簡単なテーブルフラワーを作ってみましょう。
もちろん、ドライになってからも長く楽しめます。
【用意するもの】
リモニウム 紫と薄紫をそれぞれ5本くらいずつ
ユーカリ 2本
ラフィア
1.
リモニウムを紫、うす紫を混ぜて分量を2つにわける。
分けた半分の量を、花の先端が段々になるように、少しずつずらしながら置いていく。先端を揃えない。
2.
反対側も同じように花の先端を揃えず置いていく。
茎は反対側の茎の中に紛れ込ませる。
一番下にユーカリを片側に1本ずつ置く。
3.
ラフィアを用意し、中心をぐるぐる巻きにしてリボン結びにする。
完成です。これをテーブルの真中に置けば立派なテーブルフラワーになり華を添えてくれます。壁にかけたり、カウンターに横たえてもいいですね。
比較的安価なリモニウム。「昔っぽい」と敬遠せず、工夫次第で今らしい飾りができますよ。
自由が丘の花教室ジェイファーベでは、今年も母の日のギフトフラワーをご用意しました。
お母様への日頃の感謝の気持ちを込めて、お花を贈りませんか。
タイプは2種類。
Aタイプは、ありそうでなかなかない生花のテーブルリースと人気のアイシングクッキー2枚のセット。
Bタイプは、白い爽やかなバスケットに作ったフラワーアレンジ。メッセージカード代わりのアイシングクッキー1枚のセット。
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鈴木 純子 【フローリスト・花教室講師】
記事テーマ
部屋に花があることで、空気が華やかになり、人の気分も変わります。花は癒しだけではなく、私たちにパワーも与えてくれます。家族が過ごす大切な部屋を花で飾り、笑顔で過ごすきっかけのご提案です。お子さんと実際に花に触れ、アレンジメントを作ることで、感触、香り、色を体感し、親しみ、お子さんとの会話を楽しんでください。