日に日に太陽の日差しが明るくなってきて、暦の上ではもう春!
花屋さんの店先には球根のお花がたくさん出ていますね。チューリップ、スイセン、ヒヤシンス、ムスカリなど色とりどりの花たちで眺めるだけでもウキウキしてきます。
球根のお花は、土に植えて育てる場合と、水栽培する場合があります。土に植えた球根の芽が出てきた時の嬉しさや、日々葉っぱを伸ばして成長する様子をお子様と一緒に観察すると、植物の生命のチカラ強さを目の当りにする良い経験になりますね。香りもいいものが多く、色を目で、香りを鼻で、葉っぱのすれ合う音を耳で、花や葉を触って感じて感覚をフル活用して感じてみましょう。
土栽培していた球根も、土を落として水栽培にできるんです。お部屋の中に入れて、目の前で日々の観察をして、長ーく楽しみませんか。
お部屋の中に、土を入れるのは抵抗がある人も、水栽培ならいいのではないでしょうか。
土から球根を出して、水栽培用に替えます。
【準備するもの】
お好きな球根の花
ジャムの瓶や空き缶
カゴやプレート
1.
球根を入れる缶や瓶を用意します。水栽培専用の器がなくても大丈夫。球根が水に接触しないように、根っこだけが水に触れるようにすればいいのです。根っこが出ているので、水を浅くいれれば球根にはつきません。
2.
お好きな球根を用意します。
プラスチック鉢から出して、土をほぐしながら落とします。簡単に水で土を流します。
3.
用意した瓶、缶に少し水を入れて土を落とした球根を入れます。
4.
このままリビングの色々な場所においても可愛いですが、ひとまとまりに見せたい時はカゴやプレートの上に置きます。
水は2.3日に一度替えてあげてくださいね。
ヒヤシンスもこれからつぼみが膨らんで来そうです。毎日、お花の変化を発見して楽しんでください。
鈴木 純子 【フローリスト・花教室講師】
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部屋に花があることで、空気が華やかになり、人の気分も変わります。花は癒しだけではなく、私たちにパワーも与えてくれます。家族が過ごす大切な部屋を花で飾り、笑顔で過ごすきっかけのご提案です。お子さんと実際に花に触れ、アレンジメントを作ることで、感触、香り、色を体感し、親しみ、お子さんとの会話を楽しんでください。